2025年06月09日

Jeff Beck & Johnny Depp, 18のアナログ盤

今日6月9日は、ジョン・ロード(Jon Lord)の誕生日なので"SARABANDE"を聴いたのだが(このレコードについては、https://sawyer2015.seesaa.net/article/2016-08-13.html で紹介)、その後、ジョニー・デップ(Johnny Depp)の誕生日でもあるということで、このレコードを聴いた。


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2022年7月にリリースされたジェフ・ベック(Jeff Beck)とのコラボ作"18"のアナログ盤である。
このレコードには、限定のGold Nuggetカラー盤があるが、うちのは通常盤(ATCO Rhino Records R1 629961)だ。
いや、このジャケットに購買意欲を削がれてしまって、買うこと自体躊躇してたからねー

結果的にジェフ・ベックの遺作になってしまったから、Gold Nuggetカラー盤も買っとけばよかったかな。
いや、いらないか。

通常盤アナログは、まだ普通にAmazonで買えるのね。

https://amzn.to/4dSLoND


このレコード、買った後もしばらく聴きもしないで放置してたのだが、年が明けて新年会のときに、紙ジャケ探検隊が「案外悪くないよ」というのでようやく開封したのであった。

聴いてみたら、確かに悪くはない。
悪くはないのだが、とくに気に入ったわけでもないので、一度聴いてそのまま棚に眠ってしまった。

でも、今日みたいな日に聴くのはいいよねー

そんな扱いだったので、今日初めて、CDにはジョン(John Lennon)の"Isolation"が収録されているのを知った。
LPには収録されてないのだ。
まぁ、でも、配信で聴けばいいか。

ジョニ―・デップの誕生日だけど、彼のボーカルより、ジェフ・ベックのギターを聴いちゃうよね(笑)
ラベル:JEFF BECK Johnny Depp
posted by 想也 at 22:49| Comment(0) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月08日

Renaissance, Ashes Are BurningのUKオリジナル

今日6月8日は、アニー・ハズラム(Annie Haslam)姐さんの誕生日である。

ってことで、一番よく聴いたルネッサンス(Renaissance)のアルバムを引っ張り出して聴いていた。


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アニー・ハズラム加入後の新生ルネッサンスのアルバムとしては、二作目にあたる"Ashes Are Burning"のUKオリジナル(Sovereign SVNA 7261)である。
アニーの澄んだボーカルが思いっきり堪能できるシンフォニック・プログレの傑作だ。

このレコードの初盤判定は、そんなに難しくない。
初回マトは2U/4Uだが、マトよりもレーベルが重要だ(つまり、マト2U/4Uでも初盤といえないものもある)。


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1973年10月リリースなので、初盤は、リムの冒頭が"THE GRAMOPHONE CO LTD."ではじまる、いわゆるグラモ・リムなのである。
74年には"EMI RECORDS LTD."ではじまる、いわゆるEMIリムになるから、グラモ・リムはごく初期だけということになる。

うちの盤はマザー/スタンパーが1O/1Pと一桁でちょっと嬉しかったのだが、グラモ・リム盤だったら、だいたいそんなもんなのかもしれない。


それにしても名盤だなぁ。
ラベル:Renaissance
posted by 想也 at 21:51| Comment(0) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月07日

Prince and the Revolution, Around the World in a DayのUSオリジナル

今日6月7日は、プリンス(Prince)の誕生日である。

4月の命日には"Purple Rain"を聴いたので、今日はこのレコードを聴くことにした。


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プリンス・アンド・ザ・レボリューション(Prince and the Revolution)名義では、"Purple Rain"に続いて1985年にリリースされた2作目のアルバム"Around the World in a Day"のUSオリジナル(Paisley Park 1-25286)である。

バルーン坊やのステッカーは、もうちょっと左に貼るのが正しい気はするが、まぁいいか(笑)

見開きジャケットの裏側にかぶさる形になっているフラップは、ミシン目が入っているせいかちぎれやすく、欠損していることも多いが、うちのはかろうじで残存している。


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ミシン目は、上部5センチくらいしか繋がっていない(笑)
ちょっと油断して引っ張るようなことをすれば、途端に完全断絶に至ることだろう。
気を付けないと。

マスタリングは、"Purple Rain"と同じく、バーニー・グランドマン(Bernie Grundman)によって行われている。
内ジャケットに、"Originally Mastered by Bernie Grundman Mastering"とあるが、実際にグランドマンがカッティングしたことは、送り溝の筆跡からして間違いないと思う。


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東海岸のスペシャルティ・レコード(SP)プレスと、西海岸のアライド・レコード(AR)プレスがあって、うちのはARプレスのマトSH4/SH1だが、グランドマンのことだから、どちらの工場向けのものも、相当レイトになっても、自分でカッティングしている気がする(笑)

ちなみに、ARプレスで一番若いマトは、Discogsで確認するとSH3/SH1で、うちのより少しだけ若いが、たぶん、音は違わない気がするなー

グランドマンのカッティングは、適切な表現かわからないが、万華鏡のようにカラフルにめくるめくこのアルバムの音楽世界を、実に鮮やかに表現していると思うよ。
posted by 想也 at 21:42| Comment(2) | Bernie Grundman(BG)の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする