"For Django"あたりを聴こうかと思ったが、あいにくCDしか持っていない。
もはやCDでは満足しない身体になってしまったので(笑)、このレコードを聴くことにした。

カーメン・マクレエ(Carmen McRae)が1972年にリリースした名作ライブ・アルバム、"The Great American Songbook"のUSオリジナル(Atlantic SD 2-904)である。
考えてみたら、ジョー・パスが参加したレコードで一番聴いたのは、このレコードかもしれない。
内容も素晴らしいのだが、音質も素晴らしい。
Side 2をのぞく3面にAT/GP刻印があり(Side 2は刻印忘れかな?)、アトランティック・スタジオのジョージ・ピロス(George Piros)のカッティングであることがわかる。
ジョージ・ピロス、良い仕事をしているのである。
USオリジナルなので、もちろんレーベルはBroadwayアドレスだ。

モナーク(MO)工場プレスだけどさ・・・
初盤道的にはプレスウェル(PR)工場プレスが真の初盤ということになるんだろうけど、ボクは優しいので、モナーク工場プレスでも初盤と認めてあげるのである(笑)
マトが4面ともA(正確にはAA)だったが、Discogsで確認したら、そもそも4面ともマトA盤しか存在しないようだ。
ジャズのアルバムはそんなもんかー
ホントに素晴らしいアルバムなんだけどな。
カーペンターズ(Carpenters)”(They Long To Be) Close to You"のカバーは白眉。
くぅ~たまらんっ!
ラベル:Carmen Mcrae