大学時代、プログレばっかり聴いていた人間としては、彼の参加したキング・クリムゾン(King Crimson)やELP(Emerson, Lake & Palmer)のアルバムにはものすごく思い入れがある。
だから、彼の訃報に接したときの喪失感は、かなりの大きさだった。
昨夜は、何となく映像を観たくなって、彼の冥福を祈りながら、2010年「ハイ・ボルテージ・フェスティバル(High Voltage Festival)」での一夜限りのELP再結成ライヴを観ていた。
今夜も追悼気分が続いているので、ここはやっぱりキング・クリムゾンかELPを聴こうかと思ったのだが、こんなときだから、むしろ普段はほとんど聴かないものを聴いてみようと思いなおして、これを引っ張り出した。

あらためて聴いてみると、バックの演奏も良いし、なによりグレッグ・レイクのヴォーカルを思いっきり堪能できるなかなか良いアルバムである。
ボクが持っているのはアメリカ盤で、Matrix末尾が両面1Aと初期プレスっぽい(ちなみにプレスはコロンビアのサンタマリア工場)。
音も悪くない。
というか、これだけ聴いてれば満足の音である。
でも、これってきっとUK盤がオリジナルなんだろうな。
少なくとも一曲目の"Nuclear Attack"はUK盤で聴いてみたい気もするなぁ。
そのうち手に入れよう。
R.I.P.