思えば、「届くのはもはやセカンド・プレスなのか?」とか、「それ以前に、未入荷でキャンセルされたらどうしよう?」とか(実際、とあるアーティストのアナログで、発売日の2か月前に予約したのに、未入荷でキャンセルされた経験あり)、不安に苛まれた2週間であった(大袈裟! 笑)。
何はともあれ、届いてよかった。
ジャケは、まぁ、ストーンズらしいといえばストーンズらしい(笑)
ただ、メンバーひとりひとりがクローズアップされたインナースリーブは、実にかっこいい。

スタジオライブの様子を生き生きと伝える内ジャケも実に秀逸だ。

ちなみに、うちに届いたのは、「最近のアナログはEU製先行」という例にもれず、フランス製だった。

盤もしっかりフランス製である。
見にくいかもしれないが、2段リムの下の方の終わりの方にMADE IN FRANCEとある。

フランス製以外に、オランダ製とかイタリア製とかドイツ製とかもあるのかな?
さて、さっきも書いたように、あまりにも遅れたんで、「セカンド・プレスが届くんじゃないか?」と不安だったのだが、幸いMatrix末尾はオール1で、なんとかファースト・プレスの仲間に入れてもらえそうだ。
プレスは最近のEU製に多いMPOだ。
マスタリングは、インナースリーブには"Ron McMaster at Capitol Studios"となっているが、少なくともEU盤については違っている。
Runoutを見ると、"Bazza Alchemy"というサインがあり、どうやら、ロンドンにあるAlchemy MasteringのBarry Grintがマスタリングを行っているようだ。
内容については、すでにいろんなところで絶賛されているし、ボクなんぞが何か言う必要もないだろう。
ただただ、激しく”生”を感じるアルバムである。
それは演奏も音もすべてひっくるめて。
ボウイの遺作で始まったこの一年、年の瀬も押し迫ったこの時期に、このアルバムが聴けたことが、ボクは単純に嬉しい。
ってことで、夕方に届いてから、すでに5回以上は聴いている。
ストーンズ、やっぱりすげーな。