ビリー・ジョエル(Billy Joel)なんか相当好きなアーティストなんだが、「ストレンジャー(The Stranger)」より前の4作品となると、手元にないどころか、聴いたことすらなかった。
もちろん、「聴かなくていいや」と思っていたわけではなく、「そのうち聴こう」とは思っていたのだが・・・
ってことで、ついでではあったのだが、彼の3作目「ストリートライフ・セレナーデ(Streetlife Serenade)」のUSオリジナル(Columbia PC 33146)を買ってみた。
まぁ、USオリジナルと言ったって3桁価格なんだけども(笑)

いやぁ、でも、これはとても良いアルバムである。
珠玉の名曲というほどのものはないが、かなりの佳曲が並んでいるし、AB面に各1曲づつインスト曲が置かれ、実によく全体がまとめられている。
個人的には、冒頭に配されたタイトル曲とラストの前に置かれた"Souvenir"がお気に入りだ。
マスタリングはArtisan Sound Recordersであることが、裏ジャケのクレジットに明記されている。
そして、手持ち盤のRunoutにもしっかりArtisanマークの刻印があった。

音は、悪くはないんだが、特に良くもない(笑)
まぁ普通、でも、カリフォルニア録音、カリフォルニア・マスタリングって感じ?(意味不明 笑)
ちなみに、手持ち盤のMatrix末尾は2A/2Bで、惜しくも2A/2Aとはいかなかったが、まぁいいか(笑)

Discogsを見る限り、2が一番若いMatrixでいいみたいだ。
最近気になるプレス工場については、工場識別の刻印が見慣れてるのと微妙に違うのでちょっと断定はできないんだが、たぶんサンタマリア(カリフォルニア)だと思う。
そう思って聴くと、なにせ録音・マスタリング・プレスとカリフォルニアづくし、まさにカリフォルニアの音がする~♪(笑)
ラベル:Billy Joel