<4月14日分を追記しました。>
最近、好きなミュージシャンの誕生日とか命日とか、好きなレコードのリリース日とかを、ツイッターのTLに教えてもらうことが多い。
訃報もね、流れてくる。
それをきっかけに棚からレコードを引っ張り出して聴いたりするわけで、何となくそれをツイッターでつぶやいたりしていたのだが、これって一週間ごとにまとめておくと、自分的にけっこう便利かもしれないとふっと思い立った。
まぁ、いつまで続くかわからないけど、土曜にはその週の分をまとめておこうかなと。
単にまとめるだけなら、ツイッターと連携すれば自動的にできるんだろうけど(だよね?)、いろいろ(ツイッター上でのやりとりも含めて)加筆修正しながらまとめようと思っている。
ってことで「今週の記念日」なのである。
4月9日
スティーヴ・ガッド(Steve Gadd)の誕生日ということで、マンハッタン・ジャズ・クインテット(Manhattan Jazz Quintet)の"My Favorite Things/Live in Tokyo"を引っ張りだした。

マイルス(Miles Davis)の"Time After Time"がキッカケでジャズを聴くようになったあと、最初にハマったのが、マイルスではなくって、マンハッタン・ジャズ・クインテットだった。
(マイルスは、初心者にはどれから聴いたらいいのかわからなかった 笑)
で、マンハッタン・ジャズ・クインテットで最初に買ったCDがこれだったから、当時はとにかくよく聴いた。
当時買ったCDの定価は3200円。
たけー(笑)
そういえば、これってアナログはどこのを買えばいいんだろ?
とりあえずDiscogsを見てみたら、Paddle Wheelから出てるものしかないじゃん!
あれ?でも、CDもLPもドイツ製になってる。
うちのCD(K32Y6210)は日本製だけど、ドイツ製もあるってことか・・・
4月10日
ジェスロ・タル(Jethro Tull) "Heavy Horses"米盤のリリース記念日だそうだ。Wikiによると英盤のリリースは、4月21日とのこと。
ってことで米盤を聴いている。単に英盤を持ってないだけだけど(笑)

オリジナルは英盤なんだろうけど、米盤も良い音で不満はない。
ジャケットは、額縁部分と写真部分で違うテクスチャーになっていて、文字と額縁の飾りにエンボス加工がしてある、かなり凝った造りだ。
歌詞の印刷されたインナースリーブ付き。
手持ち盤は、白青のクリサリス・レーベルで、Matrix末尾はA1/B4。コロンビアのサンタマリア工場産である。
それにしてもタイトルトラックは名曲だなぁ。
4月11日
珍しくシングルだが、リリース記念日ということで、これを聴いた。

レーベル読めない〜(笑)
ビートルズ(The Beatles)の"FROM ME TO YOU"だ。
手持ち盤は、レーベル中央はMT刻印だが、Runoutを見るとMT刻印の前にKが刻印してある。
レイトだなぁ・・・
再生もレイトの劣化を微妙に感じるのであーる(涙)
4月12日
ハンコック(Herbie Hancock)の誕生日だってので、"Maiden Voyage"を聴いていた。

これのオリジナルは、モノラルBLP 4195/ステレオBST 84195のNew Yorkラベルで、VAN GELDER刻印と耳マーク入りらしいが、うちにあるのは、ステレオのLibertyラベル盤だ。
VAN GELDER刻印はあるが、耳マークはない(涙)
でも、音的には悪くない。
というか、けっこう満足している。
これを聴きながらTLを眺めていて、J.Geilsが亡くなったことを知った。
J・ガイルズ・バンド (J. Geils Band)ってけっこう好きだったんだよなー

J・ガイルズ・バンドといえばライブ盤かと思ったが、なんとなく一番最初に買ったレコードを選んでしまった。
"SANCTUARY."である。
なーんか好きなんだよねぇ、このアルバム。
手持ち盤はMatrix末尾がZ9/Z9なのだが、両面にMCR Joeの刻印がある。
ジャケ裏を見ると、マスタリングはNYのThe Master Cutting Room(ジャケ裏にはCutting Roomと表記されている)でJoe Brescioがやったことになっていて、一致しているので、これでいいのだ(笑)
なーんて書いたが、最初は"Joe"の刻印がどうやっても"Joe"に見えなくて頭をかしげていた。Discogsに"SRE"に見えるって書いてあったんで、じっくり眺めてみると"Sre"に見えてきた(笑)
厚紙の黄色いインナースリーブ付き。
ちなみにプレスはキャピトルのジャクソンヴィル工場だ。
うーん・・・まぁ、いいか・・・
R.I.P.
4月13日
リリース記念日らしいので、これを聴いた。
シン・リジィ(Thin Lizzy) の"Black Rose (A Rock Legend)”だ。

ユートピア・カッティングの英盤らしい湿り気のある音が実に心地よい。
"Roisin Dubh (Black Rose) A Rock Legend"は、つい繰り返し聴いてしまうのであーる。
手持ち盤のMatrix末尾は、1Y//1▽E UT/2Y//1▽E UTで、両面に竪琴マーク入り。
そのほか、Side1には”UN RENDEZ - VOUS.... ”、Side2には”.... 'A LA PALACE.”とある。
ツイッターで仲良くさせていただいてる、シン・リジィならこの人!という方から聞いたところでは、この英盤、Matrix末尾1/1は珍しいらしい。
1/2とか2/1が多いんだとか。
ってことは、最初からラッカーを二枚切ってた可能性大かな?
厚紙(といっても、分厚いやつじゃなくて中厚ぐらいのもの)インナースリーブ付き。
この日はザ・ウェイラーズ(The Wailers)"Catch a Fire"のリリース記念日でもあったのだが、それは後日知った(笑)
ツイッターでフォローしてる人なんて70人くらいのもんなのに、TLの流れにほとんどついていけていない今日この頃なのであるσ^_^;
4月14日
リッチー・ブッラクモア(Ritchie Blackmore)の誕生日ってのと、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)”Let's Dance"のリリース記念日ということには気づいていたのだが、一週間分の疲れがどっと出てしまったようで、記念日とは関係ないフレンチフォークを聴いていたら眠くなってしまい、結局記念日関連のものは聴かず仕舞い。
あっ、これから聴けばいいのか。
聴いたらその分は来週に~
聴かなければその分は来年に~(笑)
来週にまわそうかと思ったのだが、土曜分を翌週にまわすのも違和感あるのに、金曜分まで翌週にまわすのは不届き千万な気がしてきたので、とりあえずツイッターでつぶやいて、以下追記(笑)
14日のリッチーの誕生日を祝いつつ、これを聴いた。
ディープ・パープル(Deep Purple)"Made in Europe"のUKオリジナルだ。

何故これかというと、中学のときに一番聴いたのがこれだから。最新作だったからね。
当時はもちろん日本盤で聴いていたけど、今は英盤。
両面マト1で、HTM刻印がある。アビーロードスタジオのHarry Mossのカッティングだ。
”Live in Japan"ほど録音は良くないし、カッティングレベルも少々低いのでボリュームを一目盛りほどあげなければならない(エンジニアとしての腕もぺカムの方が上? 笑)が、中低域を充実させた英盤らしい音作りで楽しめる。
ボーカルのヌケがあまりよくないので、特に一曲目の"Burn"は、システムによってはかなりもっさりした音に聴こえるかもしれないが・・・
続いて、14日がリリース記念日ということで、これを。
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)”Let's Dance"のUSオリジナルである。
薄紙のインナースリーブ付き。

手持ち盤のMatrix末尾は両面Z-1で、両面MASTERDISK RL刻印入り。
プレスは、キャピトルのジャクソンヴィル工場。
Discogsでは、レコードクラブ盤をのぞくとジャクソンヴィル産とウインチェスター産しかない(見落としていたらごめんなさい)し、やたらジャクソンヴィル産が多い。
もしかしたら西海岸向けもジャクソンヴィルでプレスしてたのかもしれない。
とはいえ、MASTERDISKはNYにあるマスタリング・スタジオだから、やっぱり東海岸のウインチェスターがオリジナルなのかな?
でも、うちの盤も十分に凄い音だ。これ以上の音はちょっと想像できない(笑)
奥に広がるのではなく、ひたすら前に迫り出すように鳴る。そこに浮かび上がるボウイのボーカルがなんとも艶かしいのである。