2017年10月29日

PORTRA PART 3

なんとなーく思い立ったときは、PORTRAで遊ぶ(笑)

以前このブログでも紹介した、リビングに飾ってあるユウの写真で遊んでみる。
1998年3月にローマで撮った写真だ。


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今日はこんな感じ(笑)


20171029.JPG


こんな風に加工した写真は、スマホやiPadの壁紙になってたりする。


昼間ずっと、かなり激しく降っていた雨も、ようやくやんだ。
どうやら、台風は通り過ぎたようだ。
posted by 想也 at 21:16| Comment(0) | 君がいる風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノラ・デラックス

昨日からノラ・ジョーンズ(Norah Jones)のVEVOで、相次いで動画が公開されている。
どうしてかと思ったら、去年リリースしたアルバム『デイ・ブレイクス(Day Breaks)』にLIVE音源のCDをセットにしたデラックス・エディションてのがリリースされたのね。

こちら輸入盤。

https://amzn.to/3MOYaQA


こちら日本盤。

https://amzn.to/3MQrHt3


個人的には、いま一つ購買意欲がそそられないなぁ・・・

とりあえず、ここはボクの秘密基地、動画の収集だけはしておこう(笑)

デラックス・エディションに収録されるニューヨークの Loreto Theaterでのライブ音源は、現段階で公開されているのはこの一つだけかな?




あとは、米PBSで今日28日にフル映像が放送されるAustin City Limitsのライブから3つ。









おや、このデラックス・エディション、アナログも出てるのね。

https://amzn.to/3MMYOxL


うーん、微妙。
まぁ、買っといてもいいかなーとは思うんだが・・・
ちょっと出費を抑えたい事情がある。

先日、映画部屋のプロジェクターが壊れてしまったのだ。
修理には相当な費用がかかるみたいだし、4KどころかフルHDでもないプロジェクターをそれだけの修理費用をかけて復活させるのもどうかと思うので、新調しようかと考えているのだ。
思い切って4Kプロジェクターを買うか、それとも繋ぎのつもりで、かなり安くなってきたフルHDのプロジェクターを買うか、そこはまだ迷っているのだが・・・

もうすこし考えよう(笑)
ラベル:Norah Jones
posted by 想也 at 00:21| Comment(0) | Norah Jones | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月28日

Wynton Kelly, Kelly GreatのUSステレオ・オリジナルのこと

先々週、レコード・コレクターズ11号を買いにいったレコード店で、1960年にVee Jay Recordsからリリースされた(録音は1959年8月)ウィントン・ケリー(Wynton Kelly)"Kelly Great"のUSステレオ盤を手に入れた。


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コーティングの美しい(写真にコーティング感が出ていないのはカメラの腕のせいです 笑)ジャケットは、オリジナルの風格を醸し出しているが、これは初盤ジャケットではない。

なぜなら、上部のアルバム・タイトル"Kelly Great"の"Kelly"と、下部に筆記体で書かれた"Wynton Kelly"の"Kelly"のいずれもが、初盤ジャケではスペルを間違って"Kelley"となっているからである。
ボクの手に入れたものは、写真の通り、正しく"Kelly"となっている。

そもそも、レコード番号も違っている。
このレコード、初盤はモノラルがVJLP-1016で、ステレオがVJSR-1016だが、1960年中に、モノラルがVJLP-3004、ステレオがVJSR-3004にレコード番号を変更して再発されている。
ボクの手に入れたものはVJSR-3004なのである。

レーベルも変更されていて、初盤はモノラルがマルーン、ステレオがシルバー(Discogsにはゴールドと書いてあるが画像がないし、LondonJazzCollecorのHPにはシルバーの画像が出ているので、シルバーとゴールドの関係自体もよくわからないが、シルバーということにしておく)だが、再発では、モノラル・ステレオともにレインボーリム楕円ロゴの黒レーベルとなる。
ってことで、ボクの手に入れたもののレーベルはこれだ。


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DGがないから初期盤でもないだろーって声も聞こえてきそうだが、DGはプレス機由来なので、60年代になると、プレス時期よりは、旧型のプレス機でプレスされたか新型のプレス機でプレスされたかの違いにすぎない場合もある。
仮に新型のプレス機ってのがステレオ盤のプレス用に導入されたとすると、ステレオ盤の場合には、むしろDGがないほうがいいってこともあるんじゃないかと思ったりもする。
だから、DGなしでいいのである(笑)

ってことで、ジャケット・レコード番号・レーベルの三点セットで、セカンドプレスに認定である。
当時のジャズ・レコードのステレオ盤のプレス枚数から考えて、セカンドプレスの初期盤は、音質的にはほとんどファーストプレスと変わらないだろう。

Vee Jayのレーベルは、1963年には、ロゴデザインが括弧ロゴに変わるので、ボクの手に入れたものは1960年から1963年の間にプレスされたものである。
ステレオ盤ということも合わせて考えれば、初期プレスと認定していいんじゃないかと思う。
ってことで、音質も、ファーストプレスとほとんど変わらないに違いない。

しかも、前に"Kelly At Midnite"のことを話題にしたことがある(WYNTON KELLY: KELLY at midnite)が、Vee Jayの当時のステレオ録音て、かなり力が入っていて凄いのである。

このレコードの裏面には、"SOUNDATA"と題されたクレジットが、ステレオ録音にいかに力を入れているかを誇示するかのようにデカデカと掲載されている。


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実際、かなり凄い音がする。
ジャケに難ありの部分もあったせいで格安だったので、実に良い買い物だったと思う。


しかーし、ボクは気づいてしまったのである。
(やっぱり、そういう展開か!って声が聞こえてくるなぁ 笑)

何に気づいたかと言えば、「ファーストプレスとほとんど変わらない」とは言えないということに気づいてしまったのである(涙)

レーベル写真を見ていただければわかるように、このレコードのマスター番号は60-1346/60-1347である。
このスラッシュの前の60は、マスタリングをした年を表しているんだと思う。

ところが、ボクの手に入れた盤のRunoutを見ると、Side 1にはST-61-1346とある(Side 2はST-60-1347で間違えていない)。
60を61と間違えるというのは、カッティングが60年に行われているとすると、ちょっと考えられない。カッティングした時点で61年になっていなければ、61と間違えることはないだろう。

そう思って、Runoutをよく見てみると、薄く次のように刻まれている。

Side 1 8-4-61
Side 2 8-9-61

これ、どう考えても、Side 1は61年8月4日に、Side 2は61年8月9日にカッティングしましたってことだよねぇ。。。


なんてことだっ!
ボクの手に入れたセカンドプレスは、リリース翌年にリカッティングされた盤だったのだっ!

しかし、当時のステレオ盤なんてほとんど売れなかっただろうし、何故こんなにすぐにリカッティングなんてしたのか、まったく見当がつかない。

最初のカッティングに重大な欠陥でも見つかったんだろうか?
そうだとすると、Side 1のST-61-1346も間違いではなく、61年にリマスタリングー場合によってステレオリミックスもありうるか?―が行われてマスターテープ自体が更新されていた可能性だってある。

うーん、ステレオ初盤が聴いてみたいなぁ。

何かご存知の方、ぜひ教えてくださいな。
ラベル:Wynton Kelly
posted by 想也 at 15:15| Comment(2) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする