2018年06月30日

青空

ブルーハーツ(The Blue Hearts)の「青空」が無性に聴きたくなった。

     ♪ 誠実さのかけらもなく
     ♪ 笑っている奴がいるよ
     ♪ 隠しているその手を見せてみろよ

液晶の向こう側に見える世界と重なる。

「青空」がリリースされたのは1989年。30年近く前だ。
でも、あの頃よりはるかに、「誠実さのかけらもなく笑ってる奴ら」が蔓延る世の中になってしまったように思えてならない。

     ♪ こんなはずじゃなかっただろ?
     ♪ 歴史が僕を問いつめる
     ♪ まぶしいほど青い空の真下で

思わずいっしょに歌ってしまったよ・・・
なんだか、あの頃よりずっと、歌詞がリアルに刺さってくる。


ブルーハーツってかなり好きなバンドだったのに、なぜだかリアルタイムでは、LPもCDもまったく買ってなかったなぁ。
ってことで、罪滅ぼし?(笑)に、新品で"30th ANNIVERSARY ALL TIME MEMORIALS ~SUPER SELECTED SONGS~"ってやつを買ってみた。


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2015年リリースの「完全初回限定生産盤(3CD+DVD)」なのに、まだ普通に買えるのだ(笑)


https://amzn.to/4cU7q0o


ってことで、今日は、ずっとこのCDを聴いていた。
なんだか、また昔みたいに、バンドやりたくなってきたなぁ・・・


ところで、このCD、ひっくりかえすとこんなものが・・・


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この赤いシールは、クラッシュ(The Clash)へのオマージュ?
ラベル:The Blue Hearts
posted by 想也 at 21:28| Comment(0) | The Blue Hearts | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月26日

Close to YouのUSオリジナル

<些末なことではありますが、新たに発見したことがありますので、追記しました。2018年6月26日>

ツイッター上で、カーペンターズ(Carpenters)"Close to You"のUSオリジナル(A&M Records ‎SP-4271)は、表にA&Mロゴのないものが初盤ジャケットでいいのかという質問を受けた。

ボクはこのUS盤を2枚持っているが、どちらにもジャケット表にA&Mロゴはない。


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でも、Discogsを見てみると、確かに表ジャケット右上のレコード番号A&M ‎SP-4271表記の下あたりに、A&Mロゴのあるものが存在する。

ちょうどこのあたりだ。


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ボクの持っているものには、A&Mロゴはない。

調べてみると、このA&Mロゴのないものが初盤ジャケットでよさそうなのだが、レーベル上のパブリシャー表記に変遷があって、初盤鑑定にはそちらのほうが重要だという情報がひっかかってきた。

まずはジャケットをひっくり返してみよう。


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ここに表記されているパブリシャーが初盤リリース当時のものだ。
つまり、この裏ジャケットと同じパブリシャー表記なら初盤ということになる。
重要なのは、次の2点である。

① A4のパブリシャーが"Faithful Virtue Music Co., Inc."であること。
(後に、"Koppelman & Rubin Music"にかわる。※)
② Richard Carpenter/John Bettisの楽曲(A3, B3, B4, B6)のパブリシャーが"Almo Music Corp. ASCAP"であること(後に、"Irving Music, Inc. BMI"にかわる)。

※モナーク・プレスには、②の条件を満たしていて、かつ、①のパブリッシャー表記のないバージョンがあることがDiscogs上で確認できるが、ジャケット的にもMatrix的にも「②の条件を満たした①“Koppelman & Rubin Music"表記」盤よりレイトのものなので、「②の条件を満たした"Koppelman & Rubin Music"表記」が利用されていた時期に、一時的に"Koppelman & Rubin Music"表記が欠落していたことがあった、と考えざるを得ない。

さて、それでは、ボクのもっている2枚を見てみよう。

一枚は、ピットマン・プレスでMatrix末尾はP3/P2である。

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①②どちらの条件も満たしている。
どうやら初盤のようだ。

もう一枚は、モナーク・プレスでMatrix末尾はM2/M2である。


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②の条件は満たしているのだが、A4のパブリシャーは"Koppelman & Rubin Music"なので①の条件は満たしていない。
くぅ・・・残念!

レーベル上のA&Mロゴの大きさが違うが、手持ちのA&M盤を確認したら、ピットマンやテレホート産は小さいロゴ、モナーク産は大きいロゴだったので、地域差であって、時間的な前後関係はないと思う。

ってことで、手持ちは、ピットマンのファースト・プレスとモナークのセカンド・プレスだということが判明した。

この時期のA&Mのオリジナル工場はモナークのはずだから、モナークのほうがファースト・プレスだったらよかったのになー

さて、では、音質の話である。
マスタリングは、A&Mだし、Matrixの筆跡鑑定からも、Bernie Grundmanだと思う。
初期盤であれば、素晴らしい音で鳴るはずのレコードなのだ。

ちなみに、ボクはずっと、モナーク・プレスのほうが音が良いと思っていてそればっかり聴いていた。
しかし、最初に手に入れたのがピットマン・プレスで、後にMatrixの数字がより若いモナーク・プレスを手に入れたので、ボクの判断はプラシーボ効果の可能性もある。

なにしろ、モナークはセカンド・プレス、ピットマンはファースト・プレスなのだ。

ってことで、あらためて比較視聴してみたのだが・・・
結論は変わらず(笑)

どこをどう聴いてもモナーク・プレスのほうが鮮度が高い音がする。
個々の楽器、ボーカル、コーラスが綺麗に分離して、広い空間に浮かびあがるのである。
それに対してピットマンは音の輪郭が滲んだ、少し歪みっぽい音だ。

もちろん、ピットマン・プレスが一般に歪みっぽい音なわけではなく、たまたま手持ち盤のスタンパーが摩耗してたんだろう(盤の状態に大差はないので)。

それにしても、ここまではっきりとモナーク・プレスが良いと、うちのピットマンがホントにファースト・プレスなのか疑いたくなる。
案外、①のパブリシャー変更はモナークではすぐに対応したのに対して、ピットマンはなかなか対応しなかったんじゃないか。
そうだとすると、レーベル表記的にはセカンド・プレスのモナークでも、プレス時期自体はファースト・プレスのピットマンより先だったとかってことも、もしかしてありうるんじゃないかと、ちょっと妄想してみたりするのであった(笑)

いずれにしても、モナークのファースト・プレス(Matrix末尾M1/M1もあるらしい)を手に入れなきゃなー続きを読む
ラベル:CARPENTERS
posted by 想也 at 00:12| Comment(10) | Carpenters | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月17日

父の日

今日の父の日にあわせて、Aimerさんの新曲『思い出は綺麗で』のMV("Father's day edit"と題されたショート・バージョン)が14日から公開されている。





いろんなことを思い出すよね。

自分が子供だった頃のこと。

ユウが小さかった頃のこと。

MVに触発されたので、「父の日スペシャル」ということで、ユウが小さかった頃にいっしょに撮った写真を載せてしまおう。

「父の日スペシャル」なので、本日限定です(笑)

<日付が変わったので消しました。>
ラベル:Aimer
posted by 想也 at 14:09| Comment(0) | Aimer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする