2019年07月31日

さびしさ

このクールのフジテレビ月9ドラマ『監察医 朝顔』の主題歌に、折坂悠太というシンガーソングライターの楽曲が使われている。
曲名も、ドラマの主人公の名前と同じ「朝顔」のようだ。

朴訥とした歌声になんだか妙に惹かれてしまい、フルで聴きたくなったのだが、YouTubeやSpotifyを探しても見つからない。

オフィシャルサイト( http://orisakayuta.jp/ )で確認できる過去作品の中にはそれらしい楽曲はないし、曲名からしても、ドラマのために書き下ろしたものなんだろう。
これから、何らかの形でリリースされるんだと思う。

6月にリリースされたシングル「抱擁」は7インチのアナログでリリースされたから、「朝顔」も同じように7インチのアナログでリリースしてくれるといいのだが。

とりあえず、彼の歌をYouTubeでいくつか聴いてみたのだが、「さびしさ」という曲はとても気に入った。





Spotifyでは、ミニアルバム2枚とフルアルバム2枚に最新シングルが聴けるようになってるから、ほかの曲もいろいろ、時間があるときに聴いてみよう。
ラベル:折坂悠太
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2019年07月30日

Carolyn Hester

「ディランが好きなのに、キャロリン・へスター(Carolyn Hester)知らないって、ありえないんじゃない?」って言われそうだが、知らなかったんだから仕方がない。

ディランについて書いたものを読んだときに、どこかでその名前を目にしたことはあったんだろうけど、ボクの記憶にはまったく残っていなかった。

だから、先日、エサ箱でこのジャケットとめぐり逢ったとき、「これで、『ジャケ買い倶楽部』メンバーとしての責任が果たせる!」とほっと胸をなでおろしたのである。


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帰宅していろいろ調べているうちに、知らなかったはずがないと思い始めたのだが、いやでも、少なくともこんなジャケットはまったく記憶にない。
それは確かだ。

それに、少なくとも、YouTubeや、最近ではSpotifyとかでも、一度も聴いたことがないミュージシャンであることには間違いない。
それも確かだ。


ジャケットについては、調べているときに目にしたUSオリジナル盤のアートワークは、なんとなく見たことがあった気もした。

でも、今回手に入れたのは、USオリジナルとはジャケット違いのUK盤なのだ。
知ってるかもしれないミュージシャンだと気づかなくても、仕方ないじゃないか。

ということで、これもまた「ジャケ買い」なのである(笑)


それに、US盤のジャケットより、このUK盤のジャケットのほうが、はるかにボクの好みにかなっている。

ジャケットの写真もこっちのほうが良いし、右側にあしらった名前のフォントと大きさと色がいい。
US盤ジャケットより、10倍くらい好きである。

レーベルだって、英CBSのオレンジ・レーベルで、しかもテクスチャー加工のおまけつきだ。
これまた、US盤より魅力的じゃないか。
しかも、MONOだし。


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内容のほうも、これがまた、なかなか素晴らしい。

ギター、ベース、バイオリン、ハーモニカあたりが適宜伴奏を奏でる、大きく分ければフォーク・アルバムなのだが、カントリー、クリスチャン、ブルース、スパニッシュ、トラッドと、実にバラエティに富んでいて、まったく飽きさせない。

特に気に入ったのが、ディランもハーモニカで参加しているブルース"COME BACK, BABY"(激しく自己主張するディランのハーモニカのロングトーンは必聴!)と、無伴奏トラッド"GALWAY SHAWL"だ。


いやぁ、ジャケ買いって、ホントにいいもんですね。
ラベル:Carolyn Hester
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2019年07月29日

1984年3月

何故1984年3月に思いを馳せるのか?

それは、このレコードを入手したからである(笑)


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IN-STORE SAMPLERということは、レコード・ショップ店頭でのデモのために作られたものだろう。

レーベルを見ればわかるが、収録曲は下記の通り。

A1 Queen, Radio GaGa
A2 Thomas Dolby, Hyperactive
A3 Missing Persons, Give
A4 Duran Duran, New Moon On Monday
A5 Felix Slatkin, Olympic Fanfare
B1 Tina Turner, Let's Stay Together
B2 April Wine, This Could Be The Right One
B3 Re-Flex. Hit Line
B4 Dear Enemy, Computer One
B5 Queen, Tear It Up


クイーンで始まり、クイーンで終るのは、"The Works"がリリースされたばかりだったからだろう("The Works"のリリースは、1984年2月27日)。
”Radio GaGa”は、アルバム収録バージョンではなく、先行シングルとして2月7日にリリースされていた7インチ収録のショートバージョン(US radio edit)なのがうれしい。

A5は、夏のロサンゼルス・オリンピックに向けてのものだろうな。

トーマス・ドルビー、デュラン・デュラン、Re-Flexといったブリティッシュ勢に、ミッシング・パーソンズを加えれば、半分がニュー・ウェイヴで、まさに時代を物語っている。

1984年3月といえばボクはまだ20歳の大学生、このあたりのニュー・ウェイヴがBGMで流れているレコード店で、プログレを掘ってた青春時代が甦るのである(笑)

送り溝の"MASTERED BY CAPITOL"の刻印は見慣れたものだが、隣のサインは初めて見た気がする。


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Disicogsで探してみると、どうやら、"ES"らしく、当時のCapitol Masteringのエンジニア、Eddy Schreyerのサインだと判明。
ということで、メモ代わりに。
(将来、何がどう役に立つかわからないので、調べたことはメモしておくのです 笑)
ラベル:DURAN DURAN Queen
posted by 想也 at 00:00| Comment(0) | 思いを馳せる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする