2019年08月15日

Imagineグラデーション

”Imagine"といえば、レコード・コレクターズ2018年11月号の初盤道を読んだあと、いわゆる猿のポストカード付のUSオリジナル(Apple Records SW 3379)が欲しくなって、今年の正月くらいだったかに、ようやく手に入れたんだった。

UKオリジナル(Apple Records PAS 10004)のほか、豚のポストカード付のUSオリジナルも持っていたので、UKオリジナルとUSオリジナルを合わせて3枚になったが(このほか、日本盤とかリマスター盤とかのLPもあるが)、これを並べると綺麗なグラデーションができた(笑)


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向かって右から、猿のポストカード付のUSオリジナル、UKオリジナル、豚のポストカード付のUSオリジナルである(いずれも、ポストカードのほか、ポスターとインナースリーブも付属しているが、写真については初盤道の記事でも見てもらえばいいので割愛 笑)。

US盤2枚の色味の違いが単なる個体差なのか、時間的前後関係があるのかは知らない。

どちらもキャピトルのロサンジェルス工場産で、MatrixもZ15/Z16で同じだ。
ただし、送り溝のマザーナンバーっぽい数字は、なぜだか、猿のポストカード付のほうが2/2なのに対して、豚のポストカード付のほうが2/1だった。

猿のポストカード付のほうが初期盤のはずなので、もしかして、ボクが以前から持っていた豚のポストカード付は、豚と猿と両方ついてて猿が欠品になったものなのか?
なーんて思ったのだが、音を聴いてみるとねぇ、猿のポストカード付の2/2のほうが良いんである。
紙ジャケ探検隊的に言えば、一皮剥けた音がする。
つまりは、若いスタンパーの音がするのだ。

やっぱり、豚は豚だけだったんじゃないかと思うのである(笑)

ってことで、個人的経験としては、送り溝の数字より猿のポストカードのほうが初盤の音(に近い音)に辿り着く目印になった、というお話でした。
ラベル:John Lennon
posted by 想也 at 20:00| Comment(0) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

終戦の日には・・・

終戦の日である。

終戦の日には、"Imagine"を聴こう。

"夢想家だ”と揶揄されようと、理想の未来を思い描こう。


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今年は、昨年リリースされたボックス収録の5.1サラウンド・バージョンで。

そういや、去年初めて"I Don't Wanna Be a Soldier, Mama"の深い意味に気づいたことを思い出したんで、YouTubeで良いカバーがないか探したら、3か月ほど前にアップされたマッド・シーズン(Mad Season)の1995年のライブ映像を見つけた。

グランジはニルヴァーナ(Nirvana)とパール・ジャム(Pearl Jam)くらいしか棚にないんで、まったく知らなかったが、こりゃ、凄い・・・






アナタの選ぼうとしている道のその先からは、

”僕は兵隊になんかなりたくない!”
”戦場で死にたくなんかない!”

子どもたちのそんな叫びが聴こえてきませんか?
ラベル:John Lennon Mad Season
posted by 想也 at 15:35| Comment(0) | ETC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月13日

シェレールより愛をこめて

ザヴィヌルのサイン入りレコードに関する記事ですでに気づかれていると思うが、ボクは、アーティスト本人のサイン入りレコードが好きだ。

確かに、自分でもらったわけでもないサインにあまり意味はないといえばない。

でも、サインがあるということは、少なくとも一度は、アーティスト本人がそのレコードを手に取ったことがあるということだし、そのいきさつに何か物語があったんじゃないかと想像するのが楽しいのである。

だから、このレコードをエサ箱に発見したときには歓喜した(笑)


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(サードアルバムにあたる"Affair"のUSオリジナル(Tabu Records OZ 44148)。)


昔からR&Bに関してはたまにつまみ食いする程度なので、シェレール(Cherrelle)のことは名前ぐらいしか知らなかったが、このジャケットの彼女はとてもキュートだ。

聴いてみると、いかにも80年代R&Bなのだが、悪くない。
特に、バラードを集めたSide2は、とてもボク好みだ。

って、そんなことより、サインの話である。

ネット検索しても彼女のサインの画像がまったくヒットしなかったので、ホンモノの画像と照合して鑑定することはできなかったのだが、どうやら水性ペンで書かれたらしく、ところどころかすれて消えかかっているところが、急にせがまれて?サインペンがなかったためにその場にあった適当なペンで書いたことを推測させ、それだけでもホンモノっぽい(笑)

しかも、このレコード、裏をめくるとこんな金スタンプが。


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つまり、プロモ盤である。

まぁ、中身は普通の盤なのだが、そもそもWLPが存在するのかどうかも不明なので、これでいいんだと思っておこう。


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(何故Side2なのかと言えば、さっきも書いたようにSide2が好きだからだ 笑)


さて、プロモ盤に急にせがまれてサインを書くってのは、どんな状況だろう?
関係者に、「できあがったから聴いてね~」って渡したら、「どうせだからサインしといてよ。」みたいな状況かなぁ?

そう思って、インナースリーブにお世話になった方々としてあげられている名前(かなり多くの名前があげられている)をチェックしてみたが、ドンピシャの名前はなかった(ヘアスタイリストにKarl Reidという名前はあるのだが、苗字だしReid違いだよねぇ、きっと)。

って、後半が"Love from Cherrelle"であることは間違いないと思うのだが、前半の"To"以下の名前は十分に判読できていないのである。
二段目は"Reid Ree"だと思うが、一段目は"Annah"?

サイン部分を拡大した画像を載せておくので、判読できた方は、ぜひお知らせくださいm(_ _)m


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とりあえず、Ree夫妻ってのは、シェレールが通っていたアットホームなレストランのオーナーとか、そんな感じかなぁとか妄想しているのだが、果たして真相は?(笑)
ラベル:Cherrelle
posted by 想也 at 21:36| Comment(0) | 思いを馳せる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする