確かに、自分でもらったわけでもないサインにあまり意味はないといえばない。
でも、サインがあるということは、少なくとも一度は、アーティスト本人がそのレコードを手に取ったことがあるということだし、そのいきさつに何か物語があったんじゃないかと想像するのが楽しいのである。
だから、このレコードをエサ箱に発見したときには歓喜した(笑)

(サードアルバムにあたる"Affair"のUSオリジナル(Tabu Records OZ 44148)。)
昔からR&Bに関してはたまにつまみ食いする程度なので、シェレール(Cherrelle)のことは名前ぐらいしか知らなかったが、このジャケットの彼女はとてもキュートだ。
聴いてみると、いかにも80年代R&Bなのだが、悪くない。
特に、バラードを集めたSide2は、とてもボク好みだ。
って、そんなことより、サインの話である。
ネット検索しても彼女のサインの画像がまったくヒットしなかったので、ホンモノの画像と照合して鑑定することはできなかったのだが、どうやら水性ペンで書かれたらしく、ところどころかすれて消えかかっているところが、急にせがまれて?サインペンがなかったためにその場にあった適当なペンで書いたことを推測させ、それだけでもホンモノっぽい(笑)
しかも、このレコード、裏をめくるとこんな金スタンプが。

つまり、プロモ盤である。
まぁ、中身は普通の盤なのだが、そもそもWLPが存在するのかどうかも不明なので、これでいいんだと思っておこう。

(何故Side2なのかと言えば、さっきも書いたようにSide2が好きだからだ 笑)
さて、プロモ盤に急にせがまれてサインを書くってのは、どんな状況だろう?
関係者に、「できあがったから聴いてね~」って渡したら、「どうせだからサインしといてよ。」みたいな状況かなぁ?
そう思って、インナースリーブにお世話になった方々としてあげられている名前(かなり多くの名前があげられている)をチェックしてみたが、ドンピシャの名前はなかった(ヘアスタイリストにKarl Reidという名前はあるのだが、苗字だしReid違いだよねぇ、きっと)。
って、後半が"Love from Cherrelle"であることは間違いないと思うのだが、前半の"To"以下の名前は十分に判読できていないのである。
二段目は"Reid Ree"だと思うが、一段目は"Annah"?
サイン部分を拡大した画像を載せておくので、判読できた方は、ぜひお知らせくださいm(_ _)m

とりあえず、Ree夫妻ってのは、シェレールが通っていたアットホームなレストランのオーナーとか、そんな感じかなぁとか妄想しているのだが、果たして真相は?(笑)
ラベル:Cherrelle