2020年03月11日

3月11日

あれから9年。

あの日、大切な人を喪って、色を失った世界の中で、今も立ち止まったまま、前に進むことができずに生きている人たちもまだ多いのだろう。





いつか、色を取り戻した世界で、前に踏み出していけますように。
posted by 想也 at 02:04| Comment(0) | ETC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月10日

OKAMOTO'S, The Kids are Alright

録音しておいた『THE TRAD』(TOKYO FM 月曜~木曜15:00 - 16:50)の3月5日放送分を聴いていたら、OKAMOTO'Sの"The Kids are Alright"が流れた。
言うまでもなく、The Whoのカバーである。

ファースト・アルバムの『10'S』に収録されているもので、Spotifyにも置いてある。





いやぁ、これは愛に溢れたカバーだなぁ。


『The Trad』は、ハマ・オカモトさん(花ちゃんにならってハマくんと呼んでしまおう 笑)がパーソナリティをつとめているということで聴いていたのだが、ボクはOKAMOTO'Sのファンというわけではない(笑)

それどころか、OKAMOTO'Sはほとんど聴いたことがないのである。

ボクがハマくんに興味を持ったのは、アナログ・レコード好きだという話をどこかで読んだからなのだ。
で、『The Trad』という番組が、架空のレコード店を舞台に「上質な音楽を、じっくり味わう。」というのをコンセプトにしているというのだから、OKAMOTO'Sのことはほとんど知らないにもかかわらず、ボクが思わず聴きたくなってしまったというのも、わかっていただけるのではないかと思う。

さて、3月5日放送分の話にもどろう。
ゲストがハマくんと旧知の古舘佑太郎さん(元The SALOVERS、現2のロック・ボーカリスト。俳優でもある。)だったのだが、"The Kids are Alright"をかけた後の話が楽しかった。

古舘「朝までハマくんのザ・フー論をずっと聞かされて・・・」
ハマ「聞かされてって言うんじゃないよ。10年経て文句言うんじゃないよ。(笑)」
古舘「だって、レコードでアメリカ盤とイギリス盤の違いとかを説明されるんですよ。正直、どっちでもいいよと思ってましたよ、10代のときは(笑)」
ハマ「ハハハハハ。それはホントたいへん失礼しました。時を経てあやまります(笑)」

なーんて会話で。

いや、でも、ザ・フーのファースト・アルバムのアメリカ盤とイギリス盤の違いは重要だよねぇ、ハマくん(笑)

なんだか急にOKAMOTO'Sにも興味が出てきたので、とりあえずSpotifyで"The Kids are Alright"が収録された『10'S』を聴いてみたのだが、これ、けっこう好きかも。

デビュー10周年ということで4月にはベスト盤も出るようなので、これを機会にちょっと聴いてみようかなぁ。


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2020年03月09日

4は1に見える?~風『windless blue』の見本盤

2週間ほど前、風『windless blue』について書いた記事の最後で書いたとおり、手元の初回盤はどうも状態がいまひとつなので、状態の良い初回盤をなんとか手に入れたいと思っていた。

初回盤といえば、その代表格は『プロモ盤』、日本では一般に『見本盤』と呼ばれる、ラジオ局等にプロモーション用に配った盤だ。
もちろん、『プロモ盤』『見本盤』だからといって必ず初回盤かというと、そうでない場合もないわけではないのだが、見本盤用の白いレーベルが使用されていたり、『見本盤』と印刷されているレーベルが使用されていたりする場合は、初回盤である確率は非常に高い。

ってことで、『windless blue』の見本盤を買ってみた。


20200306-01.jpg


レーベルにも、しっかりと『見本盤』と印刷されている。
正真正銘の『見本盤』である。
このブログの用語法で言えば、カスタム・レーベル・プロモ(Custom Label Promo)いわゆるCLPだ。


20200306-02.jpg


状態もすこぶる良い。
なにせ商品説明では、「未使用見本盤」である。

とはいえ、「未使用」というのはちょっと言いすぎだ。
NM(ニアミント)=新品同様だと言うのなら、それを認めるのに吝かではないが、少なくとも「未使用」ではない。

スピンドルまわりに、うっすらとヒゲが確認できるからである。


20200306-03.jpg


まぁ、でも、老眼とかで見えないこともあるか(笑)
(出品者が老眼だったかどうかは知らないけど。)

それより気になったのは、スタンパーナンバーである。

今回入手した盤のスタンパーナンバーは、次のとおりだった。

Side 1:1-A-4
Side 2:2-A-2

それに対して、前回紹介した初回盤のスタンパーナンバーは次のとおりだ。

Side 1:1-A-3
Side 2:2-A-11

Side 2については、2なので、まぁ文句はないが、Side 1の4てのはどういうことだ?
手持ちの通常盤より進んでんじゃんかっ!

ボクは愕然としながら、『見本盤』をターンテーブルに載せた。

ウソです。
そんな細かいことで愕然とまではしません(笑)

実際、スタンパーナンバーが一つ進んでいるSide 1でも、見本盤のほうが鮮度が高い音がする。
よりタイトで、ボーカルや個々の楽器の音色が実に明快だ。
その音質が、このアルバムのAORサウンドを、より一層引き立てている。
ボクはもう十分に満足だ。

とはいえ、なぜスタンパーナンバーが4なのだろう?
そう思ってあらためて送り溝を眺めてみたところ・・・

こりゃ、1に見えるかも?


20200306-04.jpg


写真に撮るとわりとはっきり4だが、光の加減でちょっと離れて見ると、1に見えることもあるかもしれないと思う。
老眼だったら、1に見えても仕方がない気がする。

そんなことを思うと、スタンパーナンバー4の見本盤も、なんだか許せてしまうのである(笑)
ラベル:
posted by 想也 at 19:34| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする