この真っ赤なターンテーブル・マット、シルバーハートというところの製品で、本皮高級スエードだという。
なんだか猛烈に欲しくなってしまった(笑)
調べてみると、現時点で、5色のカラーバリエーションがある。
キャメルは論外として(単なる好みの問題です 笑)、他はいずれもありだ。
とはいえ、ミッドナイトブルーは、色自体はなかなか好みなんだが、どうもうちのノッティンガムとは合わなそうな気がするので外す。
ってことで、今と同じ雰囲気で黒か、ノッティンガムと同系色でまとめるグリーンか、あるいは思い切ってレッドか・・・
迷った末に、これに決めた。

ブリティッシュ・グリーンてところが、ノッティンガムと相性ピッタリな感じがするじゃないか。
https://silverheart.raku-uru.jp/item-detail/381281
(2024年8月時点では、色はレッドしかないようです。)
セッティングは、仕事が終わった夕方からである。
ターンテーブル・マットなんて、ターンテーブルに載っければいいだけだと思って、セッティングなんてことはまったく考えてなかったのだが、それは大きな間違いだった。
ずっと使っているターンテーブル・マットは、東京防音というところのTHT-291という製品で、ハネナイトという特殊な合成ゴムでできていて、厚さが4mmほどある。
このターンテーブル・マット、曖昧さを排除するなかなか優れた製品だ。
https://amzn.to/4dJxFYi
シルバーハートのほうの厚みは2.3mmだから、交換して使うとしても(1.7mm薄くなる)、重ねて使うとしても(2.3mm厚くなる)、いずれにしてもアームの高さ調整が必要なのである。
まずは東京防音からシルバーハートに交換して、アームの高さ調整をして聴いてみる。
・・・ダメである。
東京防音のターンテーブル・マットの偉大さを痛感する。
シルバーハートだけでは、明快でキレキレだった音がなまる。
見た目がどんなによくてもこれではダメだ。
ここでボクは、はじめて最悪のシナリオに気づく。
シルバーハートなしが一番音が良かったら・・・
まぁ、でも、そういうことはよくある話よね・・・
ボクはおそるおそる東京防音のうえにシルバーハートを重ねてから、慎重にアーム調整をして聴いてみた。
よかった(笑)
少なくとも、シルバーハートの下でも東京防音は本領を発揮してくれている。
しかも、東京防音だけのときより、音が豊潤になった気がする。
まぁ、これは、アーム調整をシビアにやったおかげかもしれないので、シルバーハートが音質を向上させたとは断定できないのだが、少なくともシルバーハート導入前より良くなったんだから、いいのである。
見た目も向上したしね。