2020年12月25日

CHRISTMAS PORTRAITのUSオリジナル

<urbantango82さんからステッカー画像とWLP情報をいただいたので、追記しました。(2020年12月25日)>


ウィリアムス浩子さんの『My Room for Christmas』で、わが家のリビングのクリスマス・ムードがぐ~んと高まったところで、お次はこれである。


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カーペンターズ(Carpenters)のクリスマス・アルバム"CHRISTMAS PORTRAIT"のUSオリジナル(A&M SP-4726)だ。

このレコードについては、まったく掘っていないので、この一枚しか持っていない。
マトは両面M2だが、モナーク工場産の初回プレス・バリエーションなので、一発アガリでいいんである。

カーペンターズの他のレコード同様、このレコードもバーニー・グランドマン(Bernie Grundman)のカッティングで、音はすこぶる良い。


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裏ジャケに、ちゃんとクレジットもされている。
クレジットがあっても、たまに本人がカッティングをやってないことがあるが、この盤はちゃんと本人がカッティングしている。


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ほ~ら、特徴的な"S"と"2"が確認できる。
"2"のほうは、スマホ用マクロレンズの性能上ボケてるけど、わかるからいいよね?(笑)

Discogsを見ると、マトは少なくともSide 2にM1があるようだが、メッキ処理番号を見るとM3ぐらいまでは同じだ。
つまり、いっしょにメッキ処理がされている。
ってことで、両面M2も初回プレス・バリエーションで間違いないだろう。

このことを確認するためにDiscogsを見たのだが、一つ残念な発見をしてしまった。
どうやら、このレコードには、このレコードをクリスマス・プレゼントにしたとき用のステッカー?が付属していたようなのだ。

あのステッカー欲しいなぁ。


<追記>(2020年12月25日)

ツィッターで、「ステッカーはこれですかね?」とurbantango82さんから画像をご提供いただいた。
そうです。
これです。
ということで、掲載させていただくことにしよう。


ChristmasPortrait01.jpg


ねっ?
なんだかジャケットに貼られてなきゃいけないような気になってくるステッカーでしょ?

しかも、さすがurbantango82さん、持っていらっしゃるのはWLPである。


ChristmasPortrait02.jpg


Discogsにも出ているが、このレコードの西海岸産WLPはモナーク工場ではなく、サンタマリア工場でプレスされている。
マトがM7/S1と少々不可解だが、Side 1のモナーク工場で製造されたスタンパーのメッキ処理番号はΔ23794で、これはうちのモナーク工場プレスの両面M2と同じだ。
(ちなみに、Discogsでは、このモナーク工場のメッキ処理番号をSheffield Lab Matrixのメッキ処理番号だと勘違いしている(笑)―2020年12月25日現在)
モナーク工場の初回プレスにM7まであったのか、サンタマリアに送るものってことで数字を飛ばして刻印したのか定かではないが、いずれにせよ、初回プレス時のメッキ処理で製造されたスタンパーであることには間違いないだろう。

WLPがサンタマリアでプレスされてるってことは、この時期には、A&Mのメイン工場はサンタマリア工場になっていたってことだろうか?
な~んてことを、ふっと思ったのだが、そうだとすると、マトも両面S1とかになりそうだよねぇ。
M7というのは何とも不可解だ。

70年代後半のA&Mの西海岸産レコードは、ものによってはサンタマリア工場プレスがやたら多くてモナーク工場プレスがあんまり存在しないようなのもあったりするので、少なくとも、ある時期からA&Mにとってサンタマリア工場の比重が大きくなっていたことは確かだと思うのだが、さて、メイン工場の変更とかはあったのだろうか?

これは、今後の研究課題ということにしときましょうかね。
ラベル:CARPENTERS
posted by 想也 at 21:29| Comment(0) | Carpenters | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月24日

今年のイヴは・・・

仕事の超多忙モードからは何とか脱出したのだが、仕事が超多忙だったせいで放置していた家事が山盛り待っていた(涙)

そう、掃除である。
大掃除をしようというのではない。
ただの掃除なのだが、「掃除はしなくても死なない」とずいぶん放置していたので、とんでもないことになっていたのである(笑)

ということで、クリスマス・イヴだというのに、今日は一日掃除(と、ちょっとした庭の手入れ)で終った(号泣)

まぁ、でも、綺麗になると気持ち良い。
別に汚れた部屋が好きなわけではないのである(笑)

掃除で疲れた身体を癒そうと、ソファに身体を沈めて、レコードを聴く。
部屋が綺麗になると、音も良く聴こえる。
これは気のせい?

気のせいでも、音が良く聴こえると、気分がさらに良くなる。
AT33MLに交換した後そのままにしていたカートリッジを交換しようという気になった。

クリスマス・イヴだし、Cadenza Redにしよう。
トランスはT-1000を使うから、CadenzaといっしょにこれもPhasemation DG-100で消磁だな。

ってことで、消磁完了して聴くレコードは、ウィリアムス浩子さんの『My Room for Christmas』である。
クリスマス・イヴだもんね。


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Cadenza RedとT-1000をしっかり消磁したせいか、このレコード、すこぶる良い音で鳴っている。
先日、ハイレゾ配信が始まってランキング1位になっていたが、そりゃ1位になるよね。
まぁ、でも、ボクの場合は、ハイレゾで聴くのは、アナログで聴けないものだけだけど(笑)

それに、このレコード、ジャケットがすこぶる美しいんだよねぇ。

ってことで、アナログマニアのボクとしては、レコードをおススメしておくことにしよう(^_-)-☆



(画像をクリックするとAmazonに飛びます。)
posted by 想也 at 21:56| Comment(0) | ウィリアムス浩子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月16日

レココレ2021年1月号

レコード・コレクターズの2021年1月号を買ってきた。

RCサクセションの76頁におよぶ特集は、超多忙モード(昨夜の睡眠時間は3時間でした 涙)を脱出してからじっくり読むとして、とりあえず初盤道を読む。


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今回は、ディスクユニオン新宿ロックレコードストアの山中店長に話を聴くという、これまでにない趣向である。
取り上げられているレコードはジギー(David Bowie, The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars)と宮殿(King Crimson, In the Court of the Crimson King)のUKオリジナルだ。

どちらも、すでにアガっているつもりだが、そういやジギ―については何も書いてなかったなぁ。
そのうち、書こう(笑)


宮殿のほうは、すでに二つほど記事を書いている。

最初は5年ほど前の記事で、マト2にレーベル違いがあることを報告するもの。
この時点では、問題が全然解明できていない。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2015-10-11-1

二番目は2年ほど前の記事で、マト2のレーベル違い問題の解決編。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2018-12-30


初盤道といっしょに読んでいただければ幸いです(笑)
posted by 想也 at 00:26| Comment(0) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする