2021年02月16日

Happy Birthday, Dear Megumi♪

本日、2月16日は森恵さんの誕生日である。

ってことで、このBlu-rayを観ながら、こっそりひそかに生誕祭をしている。


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森恵様。
深夜に貴女の歌声は、心のとても深いところまで沁みてきます。


来月には10周年記念のベスト盤がリリースされるなぁ。
Blu-rayには、昨年12月12日の恵比寿 The Garden Hallでのライブも収録されるようで、とても楽しみだ。





最後に、あらためて。
森恵様、お誕生日おめでとうございます。
この1年が貴女にとって、素晴らしい年でありますように。
ラベル:森恵
posted by 想也 at 23:30| Comment(0) | 森恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マザーじゃないョ

前の記事で、キャロル・キング(Carole King)『つづれおり』(Tapestry)の日本盤(なお、帯は「つずれおり」という誤表記になっていたようで、後に内ジャケの表記も含めて「つづれ織り」に変更されるが、詳しい変遷についてはよく知らない。)について、「レイトの送り溝を見ると、SALBT 215(またはSALBT 216)のあとにB~Dがついているようで、それがラッカー・ナンバーっぽい。/つまり、アルファベットがないのが初回カッティングで、二回目のカッティングにB、三回目にC、四回目にDとふっていったようだ。」と書いたのだが、「兄さん、そのアルファベットは、ラッカー・ナンバーじゃなくて、マザー・ナンバーでないかい?」という疑問を持った方もいるのではないかと、夕べ風呂に入っているときに、ふっと思った。

まぁ、実際には、そんなことを気にする人は、たったの一人もいなかったかもしれないが(笑)

ただ、考えてみると、あのアルファベットは、そう簡単にラッカー・ナンバーだと断定できない。
むしろ、マザー・ナンバーだと推測するほうが素直かもしれない。

では、どうしてボクは、ラッカー・ナンバーだと推測したんだろう?
すっかり忘れていたが、昔、初回盤とアルファベットが追加された再発盤を比較して、その音の違いから、カッティングをやりなおしていると判断したことを思い出した。

「兄さんの耳と記憶なんて、あてになりまへんなぁ。」って声も聴こえてきそうなので(笑)、押し入れの奥から、再発盤を引っ張り出してきた。


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奥が初回盤(キング・レコード ODE AML-96)で、手前が再発盤(キング・レコード GP-256)だ。
どちらもテクスチャー加工されたジャケットだが、再発盤のほうは経年劣化してもまったく毛羽立ちそうにない(笑)
ちなみに、再発盤も8頁ブックレット形式になっているが、テクスチャー加工されているのは表裏の表紙だけだ。

レーベルは、USオリジナルのODEレーベル(初回のODE70ではなく、70がとれてODEのみになったレイトのレーベル)を模したもの(細かく見ると違うところがいろいろある)に変更されている。


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さて、では、肝心のマトだが、初回盤と再発盤の送り溝を比較してみよう。
ボクの持っている初回盤のマトは、前の記事にも書いた通り、SALBT 215-5/SALBT 216-4だ。
再発盤のほうは、SALBT 215 D-5/SALBT 216 D-12だった。

アルファベット無しとアルファベットD付がラッカー違いであることを、Side 1の送り溝で確認することにしよう。


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マトの前にあるのが、初回盤ではJISマーク、再発盤では小さな〇になっているので、それだけでもラッカー違いであることがわかるが、もうひとつ、マトと音溝との距離にも違いがある。
初回盤の音溝とマトとの距離よりも、D付再発盤の音溝とマトとの距離のほうが長い。
明らかに違うラッカーなのである。

ってことで、マトのアルファベットは、マザー・ナンバーじゃないョ。
ラベル:Carole King
posted by 想也 at 20:04| Comment(0) | 国内盤研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする