チャーリー(Charlie Watts)は、「ロックはダンス・ミュージックだ」と言った。
ロックがすべてダンス・ミュージックといえるかはともかく、ストーンズの音楽は確かに踊れる。
「中でも一番踊れるアルバムって何だろう?」と考えたら、"Undercover"が思い浮かんだ。
で、昨夜は"Undercover"を聴いていたのだが、ブログの記事を書こうと思ったときには、全米オープンのラドゥカヌvsベンチッチ戦が始まってしまった(笑)
ってことで、この記事を書きつつ、今夜もこれを聴いている。

このアルバム、評価はあまり高くないようだが、なかなかどうして良いアルバムである。
なにせ名盤が目白押しのストーンズなので、相対的に評価が低くなるのも致し方ないが、ボクはかなり好きだ。
ってことで、3枚持っている(笑)

UK盤(Rolling Stones Records CUN 1654361)が2枚とUS盤(Rolling Stones Records 90120-1)が1枚である。
UK盤も、インナースリーブが厚手でしっかりしているし、歌詞インサート付きだし、それなりにオリジナル盤の風格があるのだが、US盤のステッカー仕様ジャケットの存在感には敵わない(インナースリーブはペラペラだし、歌詞インサートも付いていないが)。
音については、UK盤がアビー・ロード・スタジオのニック・ウェブ(Nick Webb)のカッティングなのに対して、US盤はSTERLINGのジョージ・マリノ(George Marino)のカッティングで、どちらが良いかは好みの問題だろう。
ボクはといえば、US盤の音のほうが好みだし、このアルバムに合っていると思うので、US盤ばかり聴いている。
ただ、ボクの持っているUS盤には気になることが一つある。
このステッカーが、ピンク?(あるいはホワイト?)なんである。

印刷仕様のUK盤や日本盤ではイエローなのに対して、ステッカー仕様のUS盤はピンク?なのねーとずっと思っていたのだが、この記事を書くにあたってDiscogsとかを眺めていたら(それにしてもみんなステッカー剥がすのね 笑)、なんとUS盤のステッカーも普通はイエローじゃないか。
ってことは、このピンク?(あるいはホワイト?)はなんだ?
イエローは退色しやすいから、綺麗に退色して白くなってしまったってことか?
しかし、こっちのステッカーに含まれるイエローは、しっかりそのまま残ってるのよね。

やっぱり、これ、最初からピンク?(あるいはホワイト?)だったんじゃ?
Discogsにも何も書いてないし、謎なのである。
<2021年9月10日15:30追記>
TLで、5人の方から、うちのステッカーもイエローじゃなくてピンクだよという情報をいただいた。
みなさん、うちのよりはるかに美品で、しっかりピンクの写真を見せていただいたので、これはもうピンク・ステッカーの存在は間違いないと思う。
ってことで、「イエローとピンク、どちらが先か?」という問題が出てくるのだが、それについては、これからボチボチと調査しようと思っている。