で、直感的に、もう少し重さが欲しい気がしていた。
ってことで、とりあえず、M44-7用に、オーディオ・テクニカのヘッドシェル ATLT13Aを使ってみることにした。
ロングセラー・モデルでコストパフォーマンスの高さには定評があるので、一度使ってみたかったのだ。
https://amzn.to/3WZZy7g
M44GもM44-7も、シュアがカートリッジ生産から撤退したせいで妙なプレミアがついているが、もともと高いカートリッジではない。
高いシェルより、このぐらいのシェルのほうが、身の丈にあっている。
さっそくM44-7を装着して、何枚か聴いてみた。

当初は低域の量感に感動していたM44-7なのだが、そのうち少々膨らみすぎていると感じるようになっていた。
そのぼやけ気味の低域が、ぐっとタイトになった。
ある程度針圧をかけるカートリッジでは、やっぱり、重さは大事だと思う。
もっともタイトになりすぎて、ちょっと物足りない気がしないでもない。
ぽっちゃりしていて可愛かった女の子が、すっかりスマートになって、確かに綺麗になったのだけど、なんだか少し残念みたいな(笑)
とりあえずファースト・インプレッションでございました。