とはいえ、レコード・コレクターズ2015年9月号の紙ジャケ探検隊の記事を読むまで、ボクは英米のジャケ違いにはまったく気づいていなかった。

並べると、日本盤見本盤のジャケのシミが目立つが、盤はNM(ニア・ミント)だったし、税込780円だったので、なんの不満もない(購入場所は例によって、近所のブックオフ)。
おっと、話がそれた。
英米のジャケ違いの話だった。
並べれば違いは歴然としているのだが、以前は、聴き比べはよくしていたものの、ジャケットを見比べる習慣がなかったので、まったく気づいていなかった。
紙ジャケ探検隊が指摘した違いは、内ジャケ向かって左側の右下の写真の違いである。

上がUS盤で、下がUK盤のジャケットだが、一目瞭然、オベリスクを運ぶ人たちが(服装は同じだが)入れ替わっている。
内ジャケにはもう一つ違いがあるのだが、細かい違いなので紙ジャケ探検隊も気づかなかったのか、それとも気づいていたものの細かい違いなので無視したのか、レココレの記事の中では触れられていない。
オベリスクを運ぶ人たちの写真の上のカップルの写真にも違いがあるのだ。

って、細かい違いなので、この写真だとわかりにくいよねぇ。
拡大してみよう。
こちらがUK盤のカップル。

で、こちらがUS盤のカップル。

UK盤の男性は、おめめがぱっちりになっている。
US盤のほうがナチュラルなので、おめめぱっちりのUK盤のほうが修正されたものだろうな。
ボクなんぞ、オベリスクを運ぶ人たちの写真の違いでさえ気づいてなかったくらいだから、こんな目の大きさを修正した違いなんて、気づいてない人がすごく多いんじゃないかと思うのだが、そんなことない?
ラベル:Led Zeppelin