なんとなく、竹内まりやさんの『SEPTEMBER』が聴きたくなって、『Love Songs』を引っ張り出した。
シングルは持ってないのである。

こういう曲を聴いてると、学生時代の淡い恋愛を思い出すよねぇ。
仲良くなって、「この子のこと好きかも」とか、「この子、オレのこと好きなんじゃ?」とか、気持ちが盛り上がってさ。
そこから「お付き合い」に発展することもあれば、「やっぱり違うかも」って他の子に目がいったり、相手の方が離れていったりすることもある。
いろんな解釈があるんだろうけど、『SEPTEMBER』は、そんな淡い恋愛の風景を鮮やかに切り取った曲だと思うなぁ。
切ないし失恋の辛さも伝わってくるけど、「付き合ってた彼氏を年上の女性にとられた」みたいなドロドロ感とは無縁な明るさがあると思うんだな。
辛子色のシャツの彼は、確かに思わせぶりだったかもしれないけど、っていうか「この子のこと好きかも」って思ってたかもしれないけど、それ以上の気持にはならなかったってことで、結局、この曲の主人公の女の子は、片想いで失恋しただけなんじゃないかと。
学生時代の記憶をたどると、ボクにも思い浮かぶ顔があるようなないような。
まぁ、それもボクの勝手な思い込みかもしれないけどさ。
当時使ってた英和辞典を開いてみたら"Love"という単語だけ切り抜かれてるのを発見した、なーんてことがあったらいいんだけど、あいにく英和辞典を貸した記憶はないんだよなー(笑)
ラベル:竹内まりや