2022年02月04日

偶数月はキトリスタイム

気がつけばすでに2月に入っていた。
偶数月にはKitristime(キトリスタイム)@a STATION FM京都がある。
明日(もう今日か)、一か月ぶりに、Kitriの二人の癒しトークが聴ける。

そういえば、一週間ほど前に、キトリの音楽会#4”羊飼いの娘たち”ツアー大坂公演からの『羅針鳥』が公開されていた。





ずいぶんとアレンジを変えてきたなぁ。
ガラリと印象が違う。

『羅針鳥』は、『Kitrist II』に網守将平さんのReworkバージョンが収録されていたし、そのタイトル通り、新しい世界を切り開いていくときの羅針盤のような役割を果たす曲なのかもしれない。

2022年、Kitriの二人は、どんな音楽をボクたちに届けてくれるんだろう?
なんだかワクワクするのである。
ラベル:Kitri
posted by 想也 at 00:08| Comment(0) | Kitri | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月03日

Stan Getz, FocusのUSオリジナル

2月2日はスタン・ゲッツ(Stan Getz)の誕生日である。

「2月1日の渡辺貞夫さんの誕生日は無視かいっ!」って声が聴こえてきそうだが、いや、昨日、ちゃんと、ナベサダさんの誕生日にちなんで『アイム・オールド・ファッション(I'm Old Fashioned)』(EAST WIND EW-8037)を聴いたんである。
で、記事を書こうと思っていたら、なんとなく見たTLで、ジャズオーディオ普及委員さんがデジタル・ミックス盤(1980年頃にリリースされたものらしい)てやつをあげているのを発見してしまった。
そんなの知らないー
でも、デジタル・ミックスっていうくらいだからリミックスされてるんだろうし、知ってしまった以上は無視して記事を書くわけにもいかない。
かくして、『アイム・オールド・ファッション(I'm Old Fashioned)』については宿題にまわされたのであった。
まぁ、昨日はほかに書きたい記事もあったしね。

で、ゲッツの誕生日である。

1月29日(土)放送のジャズ・トゥナイト@NHK FMはゲッツの特集だったのだが、本日2月2日はゲッツの誕生日ということで、夕方から再放送までしていた。
聴き逃し配信でもまだ聴けるのに再放送って無意味じゃんと思ったのだが、世の中、インターネット配信なんてものにはまったく疎い人たちも案外多いのかもしれない。

それはともかく、このしつこいくらいに放送されたゲッツ特集で、大友良英さんが熱く語りながら絶賛していたレコードがある。
1961年リリースの"Focus"(Verve V-8412(M) V6-8412(S))だ。

「現代のマルチリンガルな音楽のあり方の嚆矢」みたいなことを言っていたかと思うが、「マルチリンガルな音楽のあり方」というのがどういうことなのかボクにはよくわかっていないので、その切り口で聴きなおすというのはハードルが高い。
でも、うちにもUSオリジナルのステレオ盤があるので、とりあえず聴いてみることにした。


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20年くらい前に買ったとき数回聴いて、よくわからないなーと棚の奥にしまいこんでしまったレコードなのだが、これがなんだか妙に新鮮に聴こえる。
正直に言えば、相変わらずよくわからないのだが、ジャズ・トゥナイトでもオンエアされた"I'm Late, I'm Late"はなんだか凄い演奏だとは思うし、"Night Rider"なんか素晴らしくかっこいい。

それに、このレコード、素晴らしく音が良いんである。
とくに立体的な空間表現が秀逸だ。
うちの盤のこの素晴らしい音質は、きっとファースト・プレスに違いない。

Verveは1960年12月にはMGM Recordsの傘下に入っているので、ファースト・プレスのレーベルはこれでいいはずだ。


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送り溝には、MGM Record Manufacturing Divisionでのプレスであることを示す刻印が確認できる。
まず、両面にBlock-shaped "S"と呼ばれるこの刻印がある。


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Side 2には、"Sailor's Cap"と呼ばれるこの刻印もある。


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マトは次のようなもので、末尾はない。

V-6-8412-A 61-VGS-552
V-6-8412-B 61-VGS-553

Discogsを見ると、Side 1のマトの末尾にRE-1がついているものがあるようだ。
そうすると、RE-1がついてないのがファースト・プレスでいいのかな?

ってことで、うちの盤もファースト・プレスだと認定してしまうのである。
ラベル:Stan Getz
posted by 想也 at 00:30| Comment(0) | JAZZ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月02日

レイニッチのアナログ盤

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アナログ話題がけっこうあるので「みのミュージック」というYouTubeチャンネルをたまに観るのだが、昨日公開された最新動画は「中田裕二さんと対談&レコード・ショッピング」というタイトルで、「予算5000円レコード購入対決」なんてのもやっているとのことで、昨日深夜、寝る前につい観てしまった。





この「予算5000円レコード購入対決」って、なかなかおもしろい企画である。

予算を決めたり対決したりというんじゃないが、友人といっしょにレコード店に行って、それぞれ好きなように掘って、後で喫茶店とかでそれぞれの釣果を報告しあうなんてことは、昔やってたなぁ。
ユウがまだ小さかった頃は、外出中に奇声をあげることもほとんどなかったので、週末にユウを連れてのレコード店めぐりとかもできたのである。
いまは、レコード店に行けるのは、ユウが施設に行っている平日の昼間に限られるので、友人と休みが合わない。

またあんなことができるようになるのは定年退職後かなぁ?
老後の楽しみにしておこう。
そのときは、予算を決めて釣果で(どちらがより良い買い物をしたか)対決するってのもおもしろそうだ。
その際は、TLで交流しているみなさま、ぜひお手合わせをお願いします(笑)

おっと話がそれた。
みのさんと中田さんのレコード購入対決で、最終的には購入しなかったようなのだが、みのさんがレイニッチ(Rainych-YouTubeで活動していたインドネシアのシンガー)の『RIDE ON TIME』を手に取ったのである。
それで思い出したのだが、レイニッチのアナログ盤は、注文したという記事は書いたが、届いたという記事は書いてなかった。

そしたら、今朝、なんとなく観ていた朝のワイドショー(スッキリ@日本テレビ)でも、レイニッチが紹介されたのである。
これはもう、このブログでも紹介するしかないよね(笑)

レイニッチは、これまで2枚のシングルをリリースしているが、第一弾は2021年5月にリリースされた『真夜中のドア~Stay With Me~』(Sony Music Direct MHKL 44)である。


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カップリングは『BLIND CURVE』だ。
PSは見開きになっていて、両A面という感じ。
裏には歌詞が印刷されている。
盤のほうはピンクのクリア・ビニールだ。

第二弾は2021年8月にリリースされた『RIDE ON TIME』(Sony Music Direct MHKL 49)である。


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カップリングは『Say So』だ。
こちらもPSは見開きで、両A面という感じ。
裏には歌詞が印刷されている。
盤のほうはブルーのクリア・ビニールだ。

いずれもカッティングは北村勝敏さん(山下達郎さんの『アルチザン』をカッティングした方ですね)によって行われていて、SONYプレスなのだが、もともとの録音に若干の差があるようで、音質的には、第二弾の『RIDE ON TIME』のほうが良い。

それにしても、レイニッチの歌声はまさに天使だなぁ。
ラベル:レイニッチ
posted by 想也 at 00:09| Comment(0) | J-POP & J-ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする