今年は、このレコードを聴いて偲んでいた。

"Caught in the Crossfire"のUKオリジナル(EG EGLP107)だ。
エイジア(Asia)前夜のウェットンである。
マトはおそらくA1/B1しか存在しないと思うが、うちの盤、PRS Ltd.プレスのスタンパーが両面111である。
EMIプレスなら両面1G、DECCAプレスなら両面1Bに相当するファースト・スタンパーだ。
まぁ、でも、特に音の良いレコードではないので、あんまりありがたみはないが(笑)
それより、DiscogsでこのUKオリジナルのページを見ると、Notesのところに"Common runout groove etchings V8"というページへのリンクが貼ってあるのだが、このページ、送り溝の刻印を解読するとき、かなり重宝しそうだ。
そういえば、"Caught in the Crossfire”の送り溝の刻印について、Discogsでは下記のようになっているのだが、Side 2の刻印がうちの盤と違う。
Side A: EGLP 107 A//1▽ESTR STRAWBERRY - Sean
Side B: EGLP 107 B//1▽ESTR STRAWBERRY - S
うちの盤のSide 2は、STRAWBERRYの後は"- S"ではなく"O 'I" T"となっているのだ。
単にDiscogsが間違っているだけなのか、それとも二種類あるのか、ちょっと気になるのである。
STRAWBERRY - Seanというのは、Strawberry MasteringでSean Daviesによってカッティングされたものであることを示すが(これは、裏ジャケットにも明記されている)、イエス(Yes)の『究極』(Going for the One)をカッティングした人だよね。
ラベル:John Wetton