15年くらい前に買ったゼンハイザー(SENNHEISER)HD595を、ずっと使っていた。
たまに深夜に大音量で聴きたくなったときぐらいにしか使わないので、使用頻度はきわめて低いのだが、それでも15年も使っていると不具合が生じてくる。
まず、プラグとケーブルの接続部分に断線が起きた。
プラグの根元のところをクネクネさせると繋がったり繋がらなかったりする、よくある現象である。
HD595は抜き差しでケーブルが交換できるようになってないので、思い切って自分でノイトリック(NEUTRIK)のプラグに交換してみた。
これは1年くらい前のことである。

何を思ったかミニプラグを選んでしまったのだが、これはすぐに後悔した。
だから、そのうち標準プラグに交換しようと思っていた。
でも、そんなに使わないので放置していた(笑)
そしたら先日、イヤーパッドが壊れてしまった。
接合部分が剥がれて、中のスポンジが丸見えの状態である。

経年劣化のせいなのだろう。
接合部分の剥がれの大きさに多少の差はあるものの、左右両方のイヤーパッドが同時に壊れた。
もう15年使ったしなー
買い替えるかーと思って物色していたら、みょーに可愛いやつを見つけてしまった。
プリンカラーのゼンハイザーHD599だ。
https://amzn.to/3ySPjtK
プリン、好きなんである(笑)
で、衝動買いしてしまった。

これが4日ほど前のことである。
これでHD595のほうは廃棄だなと思ったのだが、あんまり使っていないので、ユニットのほうはまったく問題なさそうである。
イヤーパッドの交換ができるなら、まだ十分使えるんじゃ?と思い直した。
調べてみると、どうやらイヤーパッド交換ができるようで、純正品の半額以下で互換品がいろいろ売られている。
レビューを見て、品質の良さそうなこれを使ってみることにした。
https://amzn.to/4g0Y9pN
これが今朝届いたので、早速交換した。
交換は非常に簡単である。
クイッと外して、パチパチパチとはめるだけだ。
(実際やってみると、このオノマトペの適切さが実感できるかと 笑)

こうして、HD595を蘇らせてみると、HD599はいらなかったかなーと思ったが、聴いてみると音の感じがかなり違う。
そりゃそうである。
当然のことながら、モデルチェンジごとに音だって進化しているのだ。
最終的な評価はエージングが済んでからじゃないとできないが、現時点でも、ボクはこの音、かなーり気に入ったのである。
さて、せっかく復活させたHD595のほうは、どう使おうかな~?