2022年05月29日

ピッピッピッピスタチオ~♪

娘さんがハマっているというようなejiさんのツイが流れてきたので、なんとなく聴いてみたら、杏沙子さんの『ピスタチオ』、ボクもしっかりハマった(笑)





カラフルなポップさがたまらない。

     ピッピッピッピスタチオ~
     ペッペッペペロンチーノ~

思わず口ずさんじゃうよ(笑)

     ありふれた恋は嫌なんです
     味気ない恋も嫌なんです
     クセになる恋がしたいのですっですっですっ

クセになる恋かぁ・・・
確かにしてみたいかも(笑)

『ピスタチオ』は、3月にリリースされた最新ミニアルバム『LIFE SHOES』に収録されている。


<初回限定盤>

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<通常盤>

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ラベル:杏沙子
posted by 想也 at 19:51| Comment(0) | J-POP & J-ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

R.I.P. Alan White

5月26日、アラン・ホワイト(Alan White)が亡くなった。

昨日から、ボクのTLは、YESのアルバムで溢れている。

ボクも、『究極』(Going for the One)を聴いて、彼を偲ぶことにしよう。


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UKオリジナルも持っているが、日本盤(Warner Atlantic P-10304A)を聴いている。

日本盤も、UKオリジナルと同じく(ついでに言えばUSオリジナルとも同じく)、ベルギーのマスタリング・スタジオFOONでカッティングされたラッカーから製造されたマザー(ちなみに日本盤で使用されたのはUSのPR工場で製造されたマザー)が使用されているし、ビニールの材質やプレスの品質は日本盤が優位だから、一番音が良いのは日本盤じゃないかって気がするんである。
少なくとも、うちでは、日本盤の方が良い。

UKオリジナルのほうはいつプレスされたものかわからないのに対して、日本盤のほうはプレス時期が特定できる。
送り溝にPMが刻印されているからである。
うちの日本盤のPMは7-7、つまり1977年7月プレスである。

英本国でのリリースは7月15日らしいので、日本盤も同時期にリリースされたとすると、前月プレスのPM7-6の盤もあるのかもしれないが、Discogsに出ている見本盤のPMが7-7なので(L-Lと書いてあるが、逆から見てしまったんだろう)、まぁ、うちの盤も初回プレスの仲間入りをさせていいんじゃないかと思う。
スタンパーは、M-B-11/M-D-3で、まぁまぁってところか。
帯がついてないのは残念だけど、まぁいいや。

ってことで、このレコードについては、これ以上掘る気もなかったのだが、なんとなくDiscogsで調べていたら、興味深い情報を発見してしまった。

さっきも書いたように、このレコードのオリジナルは、ベルギーのマスタリング・スタジオFOONでカッティングされているのだが、エンジニアはUK盤もUS盤も日本盤もSean Davisである。
送り溝にFOON Seanと刻まれている。

ところが、インサート(UK盤ならインナースリーブ)には、Sean Davisと並んでPaul van der Jonckheydの名前もクレジットされている。
FOONはPaul van der Jonckheydの設立したスタジオなので、まぁ親分ということで名前を載せたのかと思いきや、なんとオランダ盤は、彼がカッティングしているのである。

これは聴きたくなるのが人情ってもんだろう。
ってことで、思わずDiscogsでオランダ盤を発注してしまったのであった。

こんな追悼があってもいいよね。

R.I.P.
ラベル:Alan White
posted by 想也 at 00:35| Comment(2) | ROCK & POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月28日

The Miles Davis Quintet, Miles Smilesの謎

昨日5月26日は、マイルス(Miles Davis)の誕生日だったので、このレコードを聴いていた。


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マイルスが第二期黄金クインテットで1967年にリリースしたアルバム"Miles Smiles"のUSオリジナルである。
1967年なのでモノラルも存在するのだが、ボクが持っているのはステレオ盤(Columbia CS 9401)だ。

盤面は綺麗なのに、ちょっとチリパチが気になったので、昨日の夜から、丁寧に洗浄してはターンテーブルに載せることを繰り返し、今日もこのレコードを聴いている。
チリパチはだいぶ低減してきて、ほぼ気にならなくなった。

このレコード、久しぶりに聴いたのだが、放置している間に溝にゴミがたまるというのも考えにくいので、以前はチリパチの許容範囲が今よりずっと広くて、このぐらいのチリパチは許容範囲内だったんだろうな。
あるいは、当時はボクの洗浄技術が未熟で、これ以上は無理だと諦めたのか(笑)

いずれにしろ、このレコード、ターンテーブルに載せたのは10年ぶりぐらいなのである。

だって、ほら、マイルスは名盤が多いから、ジャズをメインに聴いているわけでもないボクがマイルスを聴こうと思っても、このレコードはなかなか思いつかないのだ。
それに、このジャケット、名盤感が欠片も感じられないじゃないか(笑)
”'Round About Midnight”や"Kind Of Blue"みたいに、名盤オーラを放ちまくっているジャケットだったら、もっとターンテーブルに載せる機会が多くなると思うんだけどさ。

それにもかかわらず、今回は何故このレコードを選んだかと言えば、「5月に聴きたいクインテット」という特集だった先週5月21日のジャズ・トゥナイト@NHK FMで"Footprints"がオンエアされたからである。
一曲聴いたら全部聴きたくなるし、昨日聴いても今日もまた聴きたくなる。
要するに、このアルバムもまた名盤なんである。

それはそうと、このレコードについて、少し不思議なことを発見した。

うちの盤は、マト1C/1Bのテレホート工場プレスなのだが、Discogsを見ると、サンタマリア工場プレスもマト1C/1Bだし、ピットマン工場プレスにもマト1C/1Bがある。
コロンビアって、ラッカーをたくさん切って工場ごとに違うラッカーを送るんだと思ってたけど、昔は違ったのね。

って、不思議なのはそこじゃない。

ピットマン工場プレスにはマト1A/1Aの登録があるのだが、テレホート工場やサンタマリア工場にはマト1A/1Aの登録がない。
まぁ、それだけなら、「存在はするが単に未登録」ってだけかもしれないのだが、実はマト1A/1Aの盤はかなり登録されているのである。
ピットマン工場プレスだと明示されているものもあれば、どこの工場かわからないものもあるが、KCS 9401のカタログ・ナンバーで再発された盤(レーベルは当然2EYEではない。)のマトは、みんな1A/1Aなんである。

2EYEレーベルのCS 9401オリジナルの時代にすでに、ピットマン工場プレスはマト1F/1Fまであるのに、どうしてKCS 9401再発のマトが、みーんな1A/1Aなの?

マト1A/1Aは実はボツ・カッティングで、ホントは廃棄しなきゃいけなかったのに残っていて、再発に近い追加プレスのときに使用されて(2EYEのピットマン工場プレスのマト1A/1A)、そのまま再発で使用された(KSC 9401再発のマト1A/1A)んじゃないかと疑っているのだが、さて、真相やいかに?
ラベル:Miles Davis
posted by 想也 at 01:03| Comment(0) | Miles Davis | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする