まる一日ずっと雨模様の土曜日、昨日買って帰るのを忘れたので、小雨になるのを見計らって、近所の本屋でレコード・コレクターズ8月号を買ってきた。
特集がらみで聴きたくなったレコードやCD(90年代だと、CDで持ってるのが多いなぁ・・・)を棚から引っ張り出してくるのは、これからひと月の楽しみにするとして、とりあえず初盤道を読んで、ダイアー・ストレイツ(Dire Straits)のファーストを引っ張り出した。
『悲しきサルタン』が聴きたくなったからである。

帯の色とレココレの表紙の色が微妙にリンクしてる(笑)
5~6枚はレコードを持っているのでそれなりに好きなのだが、熱心なファンというわけでもなく、特別な思い入れがあるわけでもないので、ファーストについては、この日本盤しか持っていなかった。
そうかー
これはサード帯だったか・・・
ってことは、サード・プレスってことになるのか?
解説を読まない人間なので、ファースト・アルバムだし、『悲しきサルタン』の世界的ヒットを受けて日本盤リリースが決定したのかと思い込んでいて、帯の煽り文句に何の疑問も持ってなかったよ(笑)
まぁ、いいか。
送り溝を見ると、マトは両面とも111で、※の数であらわされるスタンパー・ナンバーは数字に変換すれば両面とも11だから、そんなに進んでない。
PMがDってことは、79年4月プレスってことよね。
日本盤が最初にリリースされたのは78年の暮れで、79年の新春早々新しい帯でリリースしなおされたらしいが、4月にはもう三番目の帯へと変遷してたんだねぇ。
それにしちゃ、スタンパーの進み具合からして、そんなに売れてなさそうだけど(笑)
日本盤の音も、ビクタープレスだし、そんなに悪くはないと思うけど、本国では78年6月にリリースされたアルバムだから、鮮度が落ちてるのは否めない。
どっかでUKオリジナルに出逢ったら買ってみることにしよう。

日本盤は、ビクタープレスだから、透けるのが魅力(笑)