2022年10月31日

中島美嘉『僕が死のうと思ったのは』

そういえば、『僕が死のうと思ったのは』がリリースされた2013年当時、旧ブログ「君がいる風景」で記事を書いていたことを思い出したので、良い機会だし、転載しておこう。


**********以下、転載**********



録画しておいたスペースシャワーTVの番組で、8月28日にリリースされる中島美嘉さんの新譜『僕が死のうと思ったのは』のMVが放送されていた。



僕が死のうと思ったのは(初回生産限定盤)(DVD付)
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MVのアーティスティックな映像は、写真好きの食指もくすぐるもので思わず見入ってしまったのだけれど、歌自体は、『僕が死のうと思ったのは』ってタイトルからして暗いし、救いようがない感じで進んでゆく。

観ているこちらも、なんだか重いものを持たされてるような気分になってくる。

ところが、最後の最後になって、その重さを解放するような未来への希望が語られるのだ。
これにはやられた。


YouTube上で公開されているMVはショートバージョンだけれど、4分10秒くらいあって(オリジナルは6分20秒くらい)、最後の最後で希望が語られるところまでちゃんとあるから、安心して観てほしい。





     ♪ 僕が死のうと思ったのは
     ♪ まだ あなたに出会ってなかったから
     ♪ あなたのような人が生まれた
     ♪ 世界を少し好きになったよ
     ♪ あなたのような人が生きてる
     ♪ 世界に少し期待するよ


こんな風に終わる最後のフレーズが利いている。


「あなたがいるからこの世界も捨てたもんじゃない」

子どもから、そんな風に思ってもらえる存在でいるのは、大人の責任だと思ったり。
まぁ、解釈はいろいろだけれど。


この楽曲、amazarashiの秋田ひろむさんが提供したものである。

といっても、amazarashiのことはよく知らない。
というか、一曲しか知らない(笑)

何ヶ月か前、何か別のMVを目当てに録画した番組の中で、『ジュブナイル』という曲のMVが放送されていた。
これがとても印象的なMVで、何となく太宰的な感触もある文学的歌詞世界に惹かれたこともあって、何度か繰り返し観た。
だから、バンド(というか二人組みだから、二人を中心としたユニット?)名は何となく覚えていた。


検索してみたら、オフィシャルでフルバージョンが観られるようになっているので、貼り付けておこう。





このMVも最後は希望で終わる。

『ジュブナイル』が収録されているのは、こちらのアルバム『ねえママ あなたの言うとおり』。



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**********以上、転載終わり**********



ちなみに、この後、amazarashiはかなり聴き込んだ。
posted by 想也 at 00:02| Comment(0) | J-POP & J-ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月30日

中島美嘉『僕が死のうと思ったのは』@THE FIRST TAKE

火曜日(10月25日)のTHE TRAD@TOKYO FMに、中島美嘉さんがゲストで出演していた。
10月1日からTOKYO MXほかで放送されている『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』のEDテーマ曲『Wish』が11月2日にリリースされるので、そのプロモーションだと思うのだが、あんまりそれっぽくなく、最後に『Wish』もオンエアされたはしたが、話の中心は、昨年のTHE FIRST TAKEのことや、5月にリリースされたアルバム『I』のことだった。

個人的に一番興味深かったのはTHE FIRST TAKEでの『僕が死のうと思ったのは』に関わるもので、オリジナルをリリースした当時は、自分がこの曲に救われたのでそういうスタンスで歌っていたが、いまは同じ思いを抱えている人みんなに聴いてほしいという気持ちで歌えるようになった、という話だった。

それは、当時は『僕』の視点から歌っていたのが、いまは『あなた』の視点から歌えるようになったってことなのかな?





オリジナルのリリース当時、初めてこの歌を聴いたとき思ったことは、子どもたちから、「あなたがいるからこの世界も捨てたもんじゃない」って 思ってもらえる存在でいるのは、大人の責任だよなってことだった。
いまの中島美嘉さんの歌には、そんなメッセージもこもっているように感じるのである。


それはそうと、『Wish』も良い曲だよね。





アニメのことは疎いので、『ベルセルク』のことはまったくわからないけど(笑)



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ラベル:中島美嘉
posted by 想也 at 18:58| Comment(2) | J-POP & J-ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月29日

Revolverのニュー・ステレオ・ミックスとUKオリジナルMONO

ビートルズ(The Beatles)『リヴォルヴァー』(Revolver)のスペシャル・エディション発売日である。
TLは賑わっているが、ブックレットはちょっと欲しいとは思うものの、CDしか入ってないボックスにはどうにも食指が動かない。
今回は、何故Atmosとハイレゾ入りのBlu-rayが入ってないんだろう?

それでも、ニュー・ステレオ・ミックスは気になる。
オリジナルのステレオ・ミックスは、ちょっといただけないからねぇ・・・

ってことで、Apple Musicのハイレゾロスレス配信で聴いてみた。


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とりあえず、オリジナル・アルバムのニュー・ステレオ・ミックスを2周聴いてみたが、これは良い!

アナログ買ってみようかな。

でも、結局、ずっと聴き続ける盤は、UKオリジナルのMONOなんだよね。


20221028-2.jpg


UKオリジナル(US盤や日本盤その他も含めて)については、レコード・コレクターズ2022年11月号の初盤道(拡大版)に詳しい。

うちには、マト2/1とマト2/2のMONO盤があるが、一方がクリーム色っぽくて他方が真っ白なので、かなり色味が違って見える。
もっとも、どちらもG&LのPatent Pendingジャケットなので、クリーム色っぽいのは、たぶん黄ばんでるだけだよね(笑)
posted by 想也 at 00:00| Comment(0) | The Beatles | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする