3月から4月にかけてUKツアーがあるようで、その告知もかねて、ハナ・ジェイムス(Hannah James)とトビー・キューン(Toby Kuhn)のライブ映像が公開されていた。
1月ということで、一昨年リリースされた"Sleeping Spirals"から"January"という曲である。
沁みるわぁ・・・
大寒波の凍える夜だから、なおさら沁みるのかも・・・
2023年01月25日
2023年01月24日
Warren Zevon – Excitable BoyのUSオリジナル
<TLでコンプトン工場プレスのマト情報をいただいたので、追記しました。>(2023年1月26日12:00)
1月24日は、ウォーレン・ジヴォン(Warren Zevon)の誕生日である。
ってことで、このレコードを引っ張り出して聴いていた。

アサイラムでは2枚目、通算では3枚目のスタジオ・アルバム"Excitable Boy"のUSオリジナル(Asylum Records 6E-118)である。
彼の最大のヒット曲(だよね?)"Werewolves of London"も良いのだが、ボクはといえば、トラッド風味の"Roland the Headless Thompson Gunner"や、"Accidentally like a Martyr"とか"Veracruz"とかのバラードがお気に入りである。
あと、B1のファンク・チューン"Nighttime in the Switching Yard"が超カッコイイ。
ファンクって、やっぱり、ボクにとってはケンタッキー・フライドチキンみたいなもののようだ(謎)
このレコード、クレジットがないのだが、送り溝の筆跡から、バーニー・グランドマン(Bernie Grundman)のカッティングだと思う。

Side 1のマト末尾が2なので、「5」をひっくり返したような「2」が確認できる。
BGカッティングなので音は良いのだが、うちの盤については、Side 1よりもSide 2の方が、気のせいではなく、良い音だと感じる。
うちの盤は、PRCのコンプトン工場プレスなのだが、マトが次のようになっている。
6E-118 A-2 PRC-11
6E-118 B-3 PRCW
つまり、Side 2にはPRCコンプトン工場向けのラッカー由来のスタンパーが使われているのだが、Side 1にはPRCリッチモンド工場向けのラッカー由来のスタンパーが使われているのである。
おそらく、何か事情があって、リッチモンド工場から、マザーかスタンパーが、コンプトン工場にまわされたのだ。
リッチモンド工場プレスも買ってみようかなぁ?
<追記>
PRCコンプトン工場プレスには、Side 1のマトがA-3 PRCWの盤が存在することを、TLで教えてもらった。
Discogsで確認したとき、コンプトン工場プレスのWLPがうちのと同じマトだったので、他の登録も確認せず(再度確認したら、Discogsにも、コンプトン工場プレスの通常盤のところに、両面PRCWマトの盤は登録されていた。)に、Side 1のコンプトン工場向けのラッカーは、何かトラブルがあって、最初から使えなかったと思い込んでしまっていたのだが、どうやら、必要数のスタンパーをとる前にトラブルがあって、不足分を急遽リッチモンド工場から取り寄せたということのようだ。
ってことで、A-3 PRCW/B-3 PRCWの盤も存在するのである。
西海岸録音だし、BGカッティングということは西海岸マスタリング&カッティングだから、両面PRCWマトのコンプトン工場プレスが、オリジナル工場プレスになるんじゃないかと思う。
さらに、後からスタンパー不足分を急遽リッチモンド工場から取り寄せたとすると、両面PRCWマトの盤は、最初期プレスの可能性が高い。
つまり、両面PRCWマトのコンプトン工場プレスが、もっとも音が良さそうである。
探すならこっちよね。
1月24日は、ウォーレン・ジヴォン(Warren Zevon)の誕生日である。
ってことで、このレコードを引っ張り出して聴いていた。

アサイラムでは2枚目、通算では3枚目のスタジオ・アルバム"Excitable Boy"のUSオリジナル(Asylum Records 6E-118)である。
彼の最大のヒット曲(だよね?)"Werewolves of London"も良いのだが、ボクはといえば、トラッド風味の"Roland the Headless Thompson Gunner"や、"Accidentally like a Martyr"とか"Veracruz"とかのバラードがお気に入りである。
あと、B1のファンク・チューン"Nighttime in the Switching Yard"が超カッコイイ。
ファンクって、やっぱり、ボクにとってはケンタッキー・フライドチキンみたいなもののようだ(謎)
このレコード、クレジットがないのだが、送り溝の筆跡から、バーニー・グランドマン(Bernie Grundman)のカッティングだと思う。

Side 1のマト末尾が2なので、「5」をひっくり返したような「2」が確認できる。
BGカッティングなので音は良いのだが、うちの盤については、Side 1よりもSide 2の方が、気のせいではなく、良い音だと感じる。
うちの盤は、PRCのコンプトン工場プレスなのだが、マトが次のようになっている。
6E-118 A-2 PRC-11
6E-118 B-3 PRCW
つまり、Side 2にはPRCコンプトン工場向けのラッカー由来のスタンパーが使われているのだが、Side 1にはPRCリッチモンド工場向けのラッカー由来のスタンパーが使われているのである。
おそらく、何か事情があって、リッチモンド工場から、マザーかスタンパーが、コンプトン工場にまわされたのだ。
リッチモンド工場プレスも買ってみようかなぁ?
<追記>
PRCコンプトン工場プレスには、Side 1のマトがA-3 PRCWの盤が存在することを、TLで教えてもらった。
Discogsで確認したとき、コンプトン工場プレスのWLPがうちのと同じマトだったので、他の登録も確認せず(再度確認したら、Discogsにも、コンプトン工場プレスの通常盤のところに、両面PRCWマトの盤は登録されていた。)に、Side 1のコンプトン工場向けのラッカーは、何かトラブルがあって、最初から使えなかったと思い込んでしまっていたのだが、どうやら、必要数のスタンパーをとる前にトラブルがあって、不足分を急遽リッチモンド工場から取り寄せたということのようだ。
ってことで、A-3 PRCW/B-3 PRCWの盤も存在するのである。
西海岸録音だし、BGカッティングということは西海岸マスタリング&カッティングだから、両面PRCWマトのコンプトン工場プレスが、オリジナル工場プレスになるんじゃないかと思う。
さらに、後からスタンパー不足分を急遽リッチモンド工場から取り寄せたとすると、両面PRCWマトの盤は、最初期プレスの可能性が高い。
つまり、両面PRCWマトのコンプトン工場プレスが、もっとも音が良さそうである。
探すならこっちよね。
ラベル:Warren Zevon
2023年01月23日
Chick Corea and Gary Burton – In Concert, Zürich, October 28, 1979のドイツ・オリジナル
1月23日は、ゲイリー・バートン(Gary Burton)の誕生日である。
大好きなこのレコードをターンテーブルに載せることにしよう。

チック・コリア(Chick Corea)とのデュオによる1979年10月28日のチューリッヒでのライブをおさめた"In Concert, Zürich, October 28, 1979"である。
うちにあるのはドイツ・オリジナル(ECM Records ECM 1182/83)だ。
このレコード、演奏も素晴らしいうえに、音も素晴らしい。
CDは音色のリアリティがいまひとつ感じられないうえに、ライブの空気感が必ずしも十分に再現されていない(昔聴いたCDの印象だが、Apple Musicのロスレス配信も同じ印象だった)。
しかも、Side 3におさめられたソロ・パフォーマンスがまるごとオミットされている。
配信でもオミットされているから、このアルバムは、もうレコードで聴かなきゃダメなんである。
この美しいジャケットだって、LPサイズで眺めたいじゃないか。
なーんてエラソーなことを言ってしまったが、うちのはマトがS1=2/S2=3/S3=3/S4=2で、ファースト・プレスかどうかあやしい。
Discogsを見ると、プロモも含めて、マトはS1=2/S2=3/S3=1/S4=2というものしか登録されていない(どっちかがコピペ?)。
うちのとの違いは、Side 3だけである。
ただ、考えてみると、Side 3のS3=1ってのは、見間違いの誤登録のにおいがプンプンする。
というのも、Side 3/Side 4は、最初S 1/S 2と刻印してしまって、後からS 3/S 4に修正されているからである。
うちのマト3のSide 3もS 1を修正してS 3にしたものだ。

レイトのラッカー切りなおしで、初回と同じ間違いをしてしまって修正をした、というのも考えにくい気がする。
ってことは、マト3も初回カッティングなんじゃ?
っていうか、マト1ってマト3の見間違いなんじゃ?
なーんてことを疑っているのだが、どうだろう?
どなたかSide 3のマト1って持ってる方いますか?
大好きなこのレコードをターンテーブルに載せることにしよう。

チック・コリア(Chick Corea)とのデュオによる1979年10月28日のチューリッヒでのライブをおさめた"In Concert, Zürich, October 28, 1979"である。
うちにあるのはドイツ・オリジナル(ECM Records ECM 1182/83)だ。
このレコード、演奏も素晴らしいうえに、音も素晴らしい。
CDは音色のリアリティがいまひとつ感じられないうえに、ライブの空気感が必ずしも十分に再現されていない(昔聴いたCDの印象だが、Apple Musicのロスレス配信も同じ印象だった)。
しかも、Side 3におさめられたソロ・パフォーマンスがまるごとオミットされている。
配信でもオミットされているから、このアルバムは、もうレコードで聴かなきゃダメなんである。
この美しいジャケットだって、LPサイズで眺めたいじゃないか。
なーんてエラソーなことを言ってしまったが、うちのはマトがS1=2/S2=3/S3=3/S4=2で、ファースト・プレスかどうかあやしい。
Discogsを見ると、プロモも含めて、マトはS1=2/S2=3/S3=1/S4=2というものしか登録されていない(どっちかがコピペ?)。
うちのとの違いは、Side 3だけである。
ただ、考えてみると、Side 3のS3=1ってのは、見間違いの誤登録のにおいがプンプンする。
というのも、Side 3/Side 4は、最初S 1/S 2と刻印してしまって、後からS 3/S 4に修正されているからである。
うちのマト3のSide 3もS 1を修正してS 3にしたものだ。

レイトのラッカー切りなおしで、初回と同じ間違いをしてしまって修正をした、というのも考えにくい気がする。
ってことは、マト3も初回カッティングなんじゃ?
っていうか、マト1ってマト3の見間違いなんじゃ?
なーんてことを疑っているのだが、どうだろう?
どなたかSide 3のマト1って持ってる方いますか?