相変わらず熱は上がっていないし、咳もほとんど出なくなった。
鼻づまりも昨日より良くなっているので、完全回復まであと少しな気がする。
まだ、体内でウイルスと戦っている感じはしているが(笑)
さて、1月7日は、ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)の誕生日である。
メロウなAORで癒されたい体調なので、このレコードをターンテーブルに載せた。

ロギンス&メッシーナ(Loggins and Messina)解散後、1977年にリリースしたファースト・ソロ・アルバム"Celebrate Me Home"のUSオリジナル(Columbia PC 34655)である。
フュージョン畑の腕利きミュージシャンたちをバックに、ケニーのメロウなボーカルが冴える。
良い曲ばっかりだ。
ジミー・ウェッブ(Jimmy Webb)と共作した”If You Be Wise"が、ものすごーく好き。
カッティングはボブ・ラディック(Bob Ludwig)で、両面の送り溝にMASTERDISK RLと刻まれている。
ってことで、音もすこぶる良い。
うちの盤のマトは1F/1Eなのだが、Side 1にはテレホート工場を示すTが、Side 2にはサンタマリア工場を示すSがあって、プレス工場ははっきりしない。
まぁ、でも、両面MASTERDISK RLだからいいか(笑)
<追記>
ちなみに、このレコード、けっこう継続的に売れたようで、RLカッティングではないレイト・プレスがかなり存在するので、注意が必要だ。
ボクが最初に買ったのも、そうしたレイト・プレスで、マトは1E/1AC、Side 2はアルファベット二桁マトだった。
この盤、Side 1のほうにはMASTERDISK RLと刻まれているが、Side 2のほうには何も刻まれていない。
Side 2は、マト自体の筆跡も異なるので、明らかにRLカッティングではない。
Discogsに登録されている情報を見てみると、どうやらマトFまではRLカッティングということでよさそうだ。
マトGは不明だが、マトHになるとMASTERDISKカッティングですらないようである。
このレコードには歌詞付きインナースリーブが付属していて、これはレイト・プレスにも付属しているのだが、ちょっとだけ違っている。

向かって左側の赤文字が初回インナースリーブで、右側のピンク文字がレイトのインナースリーブだ。
赤文字かピンク文字かというのは、実は個体差かもしれず、ピンク文字の初回インナースリーブというのも存在するのかもしれない。
決定的なのは、クレジットの追加である。

一番最後に記載されている参加アーティストの所属レコード会社を示すクレジットの部分が、初回インナースリーブは6行だが、レイトのインナースリーブでは、ロベン・フォード(Robben Ford)のところに追記があって8行になっている。
ってことで、これから入手しようという方は、両面MASTERDISK RLで初回インナースリーブの盤を探してくださいませ。
ラベル:Kenny Loggins