昨日1月17日は、フランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy)の誕生日だった。
ボクはとくにファンというわけではないので、彼女のレコードは、日本盤を数枚持っているだけなのだが、誕生日にちなんで何か聴きたくなるくらいに好きではある(笑)
ってことで、一日遅れだが、このレコードを聴くことにした。

日本では1973年にリリースされた(フランス本国では1970年リリース)編集盤『フランソワーズ(Françoise)』の日本初回盤(EPIC ECPM-24)である。
『さよならを教えて(Comment Te Dire Adieu)』が収録されているということで、ボクが最初に買ったフランソワーズ・アルディのレコードだ。
『さよならを教えて』は、最初は三木聖子さんに提供され、後に石川ひとみさんのカバーが大ヒットした、ユーミン作詞・作曲『まちぶせ』の元ネタである。
このレコード、特に音が良いわけでもなく、編集盤なので曲によって音質差があったりもするのだが、Apple Musicのハイレゾロスレス(24bit/96kHz)配信と比べても、音場の立体感や音色の実在感が優れている。
まぁ、うちのシステムではってことだけどさ(笑)
マトがA4/B1だったので、一瞬レイトかと思ったのだが、Discogsに登録されているのもA4/B1だし、うちの盤のマザー/スタンパーは1A4/1A7なので、たぶん、A4/B1が初回マトでいいと思う。
誕生日にちなんで聴くのに、このレコードを選んだのには、もう一つ理由がある。

透けるんである。
BBA Liveの記事(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2023-01-14)を書いた後、ツイッターで、1974年リリースのエドガー・ウインター・グループ(The Edgar Winter Group)『恐怖のショック療法(Shock Treatment)』(EPIC ECPM-66)も透けたという報告を受けたし、1970年代前半のCBS SONYプレスは一般に透けるということなのかもしれない。
内ジャケットのこと(2025年1月17日追記)
ラベル:Francoise Hardy