
ウィッシュボーン・アッシュ(Wishbone Ash)が1972年にリリースした三作目のスタジオ・アルバム"Argus"である。
ってことで、UKオリジナル(MCA Records MDKS 8006)を、一昨日引っ張り出してターンテーブルに載せたのだが、3日連続で聴いてしまっている。
いやぁ、ホント、名盤だなぁ。
ファースト・プレスは、一枚目の画像でもわかると思うが、ブルー・ブラックのヘキサゴン・レーベルである。

1973年には黒一色のレーベルに変わるが、レーベルが変わる前に、マトも1Lから2Lに進む。
つまり、ヘキサゴン・レーベルでも、両面マト2Lの盤がある。
音がかなり違うので、この名盤は、やはり、両面マト1Lのファースト・プレスで持っていたい。

うちの盤のスタンパーは1 BK/1 BGで、ちょっと進んでいるが、Wikiによると、5月20日付の全英アルバムチャートで初登場3位になったというから、このぐらいはまぁ仕方ないと思う。
ちなみに、Discogsの登録を見ると、スタンパー・ナンバーにDがあるが、BUCKINGHAMコードにDはないので、Bの見間違いだろう。
確かに、見間違いやすいとはいえ、登録する人は、それなりの基礎知識をもって登録して欲しいものだ。
このレコード、オリジナル盤を集め始めた20数年前には、黒レーベルのマト両面2LがUKオリジナルのファースト・プレスでいいって話だったと記憶している。
そのうち、ヘキサゴン・レーベルがあるって情報が入ってきて、その後、さらに、両面マト1Lが存在するという情報が入ってきた。
だから、ボクが最初にファースト・プレスだと思って買ったのも、黒レーベルのマト両面2Lの盤である。
そういえば、紙ジャケ探検隊のところにみんなで集まっていたとき(当時はわりと頻繁に集まってたなぁ)、イギリスから荷物が届いて、このレコードの黒レーベル盤が出てきたことがあったのを思い出したのだが、あれって、まだヘキサゴン・レーベルがあるって情報が入ってくる前だったっけ?
それとも、探検隊がよくやっていた(いまでもやってるのか?)遊び(ebayで画像からファースト・プレスっぽいと判断したものを賭けで買ってみるという遊びで、ボクも偶に、真似してやっていた。)の結果だったんだっけ?
20数年前のことなので、もはや記憶が曖昧だが、いずれにしても、(少なくとも仲間内の)初盤情報の塗り替えがあって、買い直しが必要になった一枚であることは確かだ。
そんなことを思い出したGW2日目の日曜日の夜なのであった。
ラベル:Wishbone Ash