2015年05月02日

究極の選択

街で一番のケーキ屋さんの、店名を冠したチョコレート・ケーキを用意した。

コーヒーは、少し深めにローストしたグァテマラ産。
南部鉄瓶でお湯をわかし、丁寧にネルドリップで淹れる。


”一生チョコレートが食べられないのと、一生チョコレート味のものしか食べられないのと、どっちがいいかっていったら、わたし、一生チョコレート味のものしか食べられないほうがいいな。”


休みの日の午後、目の前の彼女は、とても幸せそうな顔をしている。

そんな彼女の顔が見られることを、僕はとても幸せだと思う。


”あなたはどう?”

”チョコレートは確かに好きだけど、一生チョコレート味のものしか食べられないってのはちょっと・・・”

”じゃあ、コーヒーだったらどう?一生コーヒーが飲めないのと、一生コーヒー味のものしか食べられないのと、どっちがいい?”

”うーん・・・・そんな究極の選択、考えたこともないからな・・・”


そんな風に受け答えしながら、僕は心の中で、そっとつぶやいていた。


”一生君に逢えないのと、一生君にしか逢えないのと、どっちがいいかだったら、答えは簡単なのにな。”



Inspired by Uru/最愛





♪「音楽が奏でる情景」は、好きな音楽にインスパイアされて書きとめた(たぶん 笑)フィクションです♪

<この記事は、旧ブログ「君がいる風景」から転載しています。>
ラベル:uru
posted by 想也 at 01:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽が奏でる情景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはよです。
思わず ふっ と笑いました。
その通り!
最後の問いだったら 簡単ですね。
Posted by あまなと at 2015年05月02日 07:38
あまなとさん

おはようございます。
答えは簡単ですが、
現実は、答えとは逆になっちゃうものですけどねσ(^_^;)
Posted by 想也 at 2015年05月02日 08:29
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