彼との出会いは中学のとき、キング・クリムゾン(King Crimson)のレコードだった。
あれからもう40年、ずっと熱心に彼の音楽を聴いてきたというわけではないけれど、なんだかんだで彼の歌やベース・プレイに接する機会は多かった気がする。
少なくとも彼の音楽は、ボクにとってずっと身近なものだった。
ってことで、彼の訃報に接してから、さまざまな時代の彼の音楽をあれやこれやと聴いていた。
どの時代の彼の音楽も好きなのだが、あらためていろいろ聴いていると、ジョン・ウェットンの音楽として聴くなら、ボクにとってはやっぱりこれが一番かなぁ・・・

このレコード、もっといろいろ持っているつもりでいたのだが、レコード棚にはUKオリジナル(Polydor 2302 080)が一枚あるだけだった。
いつ処分したんだっけかなぁ?
少なくとも、聴き比べて処分した記憶がないから、UKオリジナル信仰がとても強かった頃だろうな。
気になってDiscogsを見てみると、US盤はMASTERDISKでカッティングされている。
でも、このレコード、録音、ミックス、カッティングとすべてトライデント・スタジオだからなー
とはいえ、MASTERDISKっていうと気になっちゃうんだよねぇ。
昔はちっとも気にしなかったのに(笑)
それより、DiscogsのUKオリジナルのところに記載されているMatrixのバリエーションが、A1/B2とA2/B1って・・・
この二種があるなら、当然A1/B1があるでしょー
(2025年1月31日に確認したら、流石にもう、A1/B1も登録されてました 笑)
と思って、うちにあるのを見たら、ちゃんとA1/B1だった。
ほっ
しかし、これはホント、いまもなお、まったく色褪せない完璧なアルバムだよなぁ。
ラベル:John Wetton U.K.
【関連する記事】
まだ誰もマトリックス云々と騒いで無い頃に入手したUK盤を調べたところ、見事に「A//2,B//2」でした。
ショックが大きく今更買い換える気力も無いですが、内容に変わりはないと自分に言い聞かせています。
A2/B2を聴いたことがないのですが、たぶん、音は変わらないのではないかと・・・
なにしろU.K.ですから、売れることを見越して、最初からラッカー2枚切ったとしても、全く不思議はないと思うので。
このレコード、US盤の鳴りも捨てがたいですよ。
数百円で転がってると思うので、見つけたらぜひお試しください。