オールマン・ブラザーズ・バンドだって、一時期毎日のように「フィルモア・イースト・ライヴ(At Fillmore East)」を聴いてたこともあるので、それなりに思い入れもあるのだが、「サージェント・ペパーズ」はその存在自体がボクの中では別格なうえに、今回のリミックスには、もう完全にノックアウトだったのである。
まずは、5.1サラウンド・ミックスにぶっ飛んだ。
こりゃ、確かにすごい!

<サラウンドを聴けるのは映画部屋だけなので暗くてよく見えないかもしれないが、手前のテーブルの上にスーパー・デラックス・エディションのでかい箱が広げてある。>
サラウンドは確かにすごいのだが、リビングのメインシステムでは聴けない。
それに、個人的にはオリジナルのステレオ・ミックスにいろいろ不満があったから、ステレオ・リミックスにはかなり期待していたところがある。
ってことで、サラウンドを一通り聴いたあと、リビングのメインシステムでステレオ・リミックスを聴いてみたのだが、これがまた素晴らしい!
こんなステレオ・ミックスが聴きたかった。
本来こうあるべきだったステレオ・ミックスというか・・・
リミックスというより、ボクには、新たなオリジナルという印象なのだ。
オリジナルなら、アナログで欲しい。
ってことで、アナログは見送ろうかと思っていたのに、さっき発注してしまったよ。
さて、ボクが手に入れたのはスーパー・デラックス・エディション日本盤なので、いろいろ楽しめるものがたくさんついている。
これからしばらくは、「サージェント・ペパーズ」漬けになりそうだ(笑)
それはそうと、今回のリミックスでは、"A Day in the Life"の後のSgt.Pepper Inner Grooveの最初のとこが15kHzのモスキート・ノイズになってたんだけど、これっていつから?
(何を隠そう、オリジナルのステレオ・ミックスが苦手だったので、CDで「サージェント・ペパーズ」をちゃんと聴いた記憶がない 笑)
UKオリジナルのアナログでは、笛みたいのがかすかに聴こえる程度だったのに、このモスキートは耳障りでしかないぞ・・・
ラベル:THE BEATLES