ビートルズ(The Beatles)にしても、ジョージのソロにしても、何かと聴く機会があるので、ふだんはあんまり聴かないレコードを引っ張り出して聴いていた。

1976年にリリースされたベスト盤『ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン』である。
見ての通り、帯付きの日本盤(Odeon EAS-80720)だ。
まぁ、いろいろ思い入れもあるレコードなので、命日に聴くにはいいよね。
そういや、"Bangla Desh"のシングル・バージョンて、このアルバムでしか聴けないんだったよな。
って、シングルで聴かなきゃダメよね。
シングルもちゃんと集めなきゃ・・・
ごめん、ジョージ・・・
『ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン』は、日本では、1976年12月20日にリリースされた。
もしかしたら、見本盤は発売日前月プレスかもしれないが、発売当月プレスでも最初期プレスだろう。

PMは6-Zだから、1976年12月プレスで、合格である。
おまけに、Side 1のマト&スタンパーはこれだ。

わ~い、1S 1だ~
って、こんなベスト盤のスタンパーにこだわる人はいないやね(笑)
それより、興味深かったのは、Side 2のスタンパーである。

1S2はごく普通だが、スタンパーが、これ、A19である。
Aスタンパーといえば、以前、ユーミン(荒井由実)の『14番目の月』に関する記事で取り上げたことがある。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2022-07-22
一応仮説を提示はしたが、まったく根拠薄弱な仮説で、実質的にはまったく謎のままだ。
https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2022-07-23
ただ、『14番目の月』は1976年11月リリースで、うちのAスタンパー盤のPMも6-Yだった。
この『ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン』は1976年12月リリースでPMも6-Zだ。
もしかして、Aスタンパーって、1976年の年末頃のごく限られた時期にしか使用されていなかったんだったりして・・・
R.I.P.
ラベル:George Harrison
やっぱり、そうですよね。
私も、ますます、特定の時期にしか使用されていなかった気がしてきました。
東芝のトップ・エンジニアの方なら、何かご存知だったと思うので、他界されていたというのは、とても残念です。