「新年会って、もう2月やないかいっ!」って声が聴こえてきそうだが、ほら、年末年始はうちが新型コロナで隔離状態だったので、仕切り直しになったのである。
この新年会、紙ジャケ探検隊がいるんだから、毎年のことだが、そりゃもうディープである。
今年も、真っ白いレーベルにマジック書きの盤やら、BBCって書いてある白緑レーベルの盤やら、物凄い音のイタロのオリジナルやらが飛び交っていた(笑)
そこで宿題をもらったり、紙ジャケ探検隊からとても貴重な手土産をもらって新たな発見をしたりしたのだが、それらについては、もう少し整理した後で報告することにしよう。
みんなが帰った後、今日2月11日はホイットニー(Whitney Houston)の命日なので、このレコードをターンテーブルに載せた。

1985年にリリースされたファースト・アルバムのUSオリジナル(Arista AL 8-8212)である。
このレコードについては前にも取り上げたことがあって、TMLの素晴らしい仕事であることは、すでに紹介済みだ(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2017-02-12 をどうぞ)。
ただ、今日初めて気づいたことが二つある。
一つは、Discogsを見て知ったのだが、このUS盤、音源の差替えが行われてるんだそうだ。
B4の"Greatest Love of All"が、初回盤におさめられていたピアノのイントロではじまるアルバム・バージョンから、シンセのイントロではじまるシングル・バージョンに差し替えられているのだという。
"Greatest Love of All"がシングル・カットされたのは1986年3月だから、差替えはそれ以降だろう。
差替え盤はSTERLINGカッティングらしいので、1987年のセカンド・アルバムのリリースに合わせてリカッティングが行われたんじゃないかと推測する。
一瞬、差替え盤を探そうかと思ったが、シングルを買えばいいだけの話よね(笑)
もう一つ気づいたことがあるのだが、それは、Discogsにはまったく書かれていない。
実は、うちの盤、透っけ透けなんである。

RCAのインディアナ工場プレスなのだが、このレコード、インディアナ工場プレスであればすべて半透明盤なのか、それとも、インディアナ工場プレスには透ける盤もあるという程度なのかはわからない。
貴方の家のホイットニーは透けますか?
R.I.P.
ラベル:Whitney Houston
以前の想也さんの記事読んだ時にGreatest Love of Allの差し替えには言及されてなかったのでアレ?と思った記憶がありますw
確かマドンナの1stも後発は“Burning Up" がサイレント差し替えされてますよね。
ホイットニーのデビュー作は2/14がリリース記念日なんで私は明後日聴きます〜
やはり、透け盤でしたか!
ツイッターの方では、透けないという報告もあったので、どうやら全部が全部透けるわけではなさそうですが。
差替えについては、知らなかっただけです(笑)
マドンナの差替えも知りませんでしたー
こっちは、ちょっと厄介ですね。
情報ありがとうございます!
どっちが基本なんでしょうね。
うちの2枚
1枚目は最初期なんでしょうか?、Discogsにも載ってないフライング・ロゴのアリスタレーベルでHow Will I Know(4:28)とGreatest Love of all(4:55)の初期バージョン収録でA1、B1となっていてTMLもSterlingもありません。これは透けません。
もう一つはブラックマウンテンのアリスタレーベルで2曲とも差し替わったもの(HWIK4:33, GLOA4:49)でSA5のTMLとSB-RE2-3のSterlingで,これは透けます!
時期によってHWIKだけ差し替わってるのもあるようですね。
情報ありがとうございます!
How Will I Knowも差し替えられてるんですね。
知りませんでした。
どちらもSide 2で、Discogsを見てもリミックスはRE2しか確認できないんですが、どっちかだけ差し替えのパターンてあるんですかね?
フライング・ロゴのアリスタ・レーベルは、残余レーベル使用でしょうかねぇ・・・
でも、TMLもないというのは不可解ですね。
レコード・クラブ盤とかでしょうか。
片面STERLING時代でも透けるのがあるんですね。
もうちょっと情報が集まると、見えてくることがあるかもしれません。