T.K.Recordsが倒産してしまったので、ポリドールに移籍して、1982年にリリースしたサード・アルバム"Carry On"を聴こう。

うちにあるのはUSオリジナル(Polydor PD-1-6347)である。
ファーストが好きすぎて、ボビー・コールドウェルを聴こうと思ったときにはファーストをターンテーブルに載せるので、このレコードもあんまり聴き込んでいないのだが、あらためてじっくり聴いてみると、実に良いAORアルバムだ。
スティーヴ・ポーカロ(Steve Porcaro)、ジェフ・ポーカロ(Jeff Porcaro)、スティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)、デヴィッド・ペイチ(David Paich)といったTOTOのメンバーが参加しているせいか、ところどころTOTOっぽさを感じたり、あるいは、スティーリー・ダン(Steely Dan)ぽさを感じたりするところもあるのだが、ボビー・コールドウェルが歌えば、しっかり彼の音楽になるんである。
それに、このレコード、すこぶる音が良い。
インナースリーブに明記されているように、バーニー・グランドマン(Bernie Grundman)がマスタリングを行なっているのだが、実に良い仕事をしているのである。
BGというサインはないが、送り溝の筆跡は、彼の筆跡で間違いない。

とくにSのお尻がクルっと丸まっているのが特徴的だ。
つまり、間違いなく、カッティングもBGによって行われている。
ただ、うちの盤、東海岸のハウパーグ(Hauppauge Record Manufacturing Ltd.)プレスなのよね・・・
USポリドールは、レーベル上に工場識別番号が印刷されているが、このレコードは、下部リムの先頭に53という数字が確認できる。

53は、1981年8月まではキール(Keel Mfg. Corp.)、その後キールを引き継いだハウパーグに割り振られた番号である。
また、送り溝にある、この矢印マークも、ハウパーク・プレスであることを表している。

西海岸録音でBGカッティングだから、このレコードは、西海岸プレスで聴きたいよねぇ・・・
Discogsで確認すると、西海岸は、PRCのコンプトン工場(PRC Recording Company, Compton, CA)プレスのようだ。
どこかで出会ったら買ってみよう。
ラベル:Bobby Caldwell




度々のコメントで失礼します
前にも書きましたが、最近BGカッティングを探しているのですが
近くのハードオフでUS盤を発見!うれしいことにPRCプレス盤!
想也さんのブログにも載っていたので気になっていた盤
持っていた日本盤でも満足はしていたのですが
やはりBGカッティングは音が良かったです!
すみません嬉しすぎてコメントつい入れてしまいました
失礼しました
キタカツ
おめでとうございます!
私はまだ、西海岸プレスは手に入れられていません。
早く良い出会いがあるといいんですが・・・