「ハムバッカーストラトで漫遊記」ってマニアックすぎるだろー(笑)
そうかと思えば、最後の「ちょっぴりタイムマシーン」のコーナーは、なんと、多岐川裕美さんの『酸っぱい経験』だと?
ロックじゃないのはいいとしても、別の意味でマニアックだ(笑)
草野さん、この曲を「良質な昭和ポップス」と評していたのだが、さにーさんのことを御存知なのかしらん?
それはともかく、『酸っぱい経験』である。
シングル(invitation VIHX-1519)を持っているので、引っ張り出してきた。

美しいなぁ・・・
しかも、シャツのボタンを二つはずしたどころではないじゃないか。
♪ あなたの歴史のページの
♪ ちょっとすっぱい
♪ あたし 想い出にしてね
「甘酸っぱい想い出」ならプラトニックな恋の想い出だろうけど、「ちょっとすっぱい想い出」となると、これはやっぱり、年上の女性に奪われちゃう想い出ってことだよね。
そんな想い出、ないなー
例によって送り溝を見ると、これがなんと見本盤なみに若い。

111※(点が4つなのでスタンパーは5)である(B面も同じ)。
やったー
と喜んだのも束の間・・・

PMが、UVなんである。
Wikiによると、『酸っぱい経験』のリリースは1980年9月21年である。
Uは偶数年の9月、Vは10月を表すから、発売月の9月に一度使用されたスタンパーで発売翌月の10月にプレスされたものということになる。
PS裏側の歌詞の上(タイトル『酸っぱい経験』の上)にあるように、この曲ってカゴメ・トマト&レモンのイメージ・ソングで、そこそこヒットしたと思うんだけどな。
マト1のマザー1・スタンパー5で、使いまわしスタンパーを使用しての翌月プレスって、初動が遅かったのかしらん?
まぁ、いいか。
ビクター・プレスのスッケスケだし(笑)

B面の『魔性の女』もボサノバ風で佳曲だよね。
そういえば、10年くらい前だったか、渋谷のMt.RAINIER HALLのエレベーターで、娘さんの華子さんと乗り合わせたことがあったんだけど、やっぱりすごく綺麗な人だったな。
『酸っぱい経験』を聴きながら、そんなことも思い出したのでありました(笑)
ラベル:多岐川裕美