Bruford, Feels Good to MeのUK盤

今日5月17日は、ビル・ブルーフォード(Bill Bruford)の誕生日である。

ってことで、このレコードを引っ張り出して聴いていた。





1978年1月にリリースされた、自身の名前を冠したグループBrufordのファースト・アルバム、"Feels Good to Me"のUK盤(Polydor 2302 075)である。
「UKオリジナル」ではなく、「UK盤」としたのは、どうやらオリジナルではなさそうだということに、さっき気づいてしまったからだ。

もともとオリジナルのインナースリーブが欠品だったので、ちょっとイヤーな感じはしていたんである。
でも、まぁ、マトはA1 / B1だし、マザー／スタンパーも11 18 / 12 01でそこまで進んでいない（B面のスタンパー・ナンバーの01はちょっと不可解だが）。
一応UKオリジナルと言っていいような気もしていた。

しかーし、レーベルをよく見てみると、このRSOレーベルを真似したようなデザインは70年代にはなかったんじゃ？





"Feels Good to Me"のちょっと後、1978年4月にリリースされたレインボウ(Rainbow)"Long Live Rock 'N' Roll"のレーベルはこういうデザインだ。





中央にある四角の囲いがないし、Polydorロゴも大きくて、すぐ下にSTEREOとある。
STEREO 33も、〇で囲ったSTと33をリンクさせた独特の表記法だ。

ってことは、"Feels Good to Me"のオリジナルも、レーベルはこのデザインなんじゃ？

Discogsで確認してみると、やっぱりオリジナルは、このレーベルってことになっている。
うちの所有盤と同じレーベルも登録されているが、発売年が空欄だ。
つまりレイトってことよね・・・
ちぇっ・・・

Comments

いつも楽しく拝読しています。Bruford，大好きなんですが，レーベル違いの存在には気づいていませんでした･･････。恐る恐る手持ち２枚を確認したところ，１枚が旧レーベル，１枚が新レーベルでした。妙にジャケットのブルフォードの顔色の悪いＵＫ盤というのがあるのは気になっていたのですが，それが旧レーベルです（新レーベルが入っているジャケは日本盤に近い色味ですが，旧レーベルのほうの顔色悪ジャケは明らかに全体として青っぽいです。あと，変色・褪色の可能性は否定できませんが，顔色悪ジャケの背文字が，かすかにオレンジっぽい気がします。顔色普通ジャケの背文字はプレーンな白色です）。マザー／スタンパーは旧レーベルが11 10 / 12 3（３文字がほとんど並び），新レーベルが11 24 / 12 13で，音質は，うーん，旧レーベルのほうが，若干ですが，生き生きしている感じです。具体的には，各パーカッションの音が浮き立っていて，それぞれしっかり主張しているというか。今さら気がつくのは全く迂闊ですが，おかげさまで聞き比べるよい機会になりました。

Posted by ぴろ at 2025年05月19日 10:09

ぴろさん

コメント、ありがとうございます。
ジャケットにもそんな違いがありますか。
個体差なのか仕様上の違いなのか、気になるところです。
音質的には、やっぱりオリジナルが優位ですよねぇ・・・
私も、早く手に入れたいです。

Posted by 想也 at 2025年05月20日 00:52