2025年08月14日

Roy Buchanan, Roy BuchananのUSオリジナル

今日8月14日は、ロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)の命日である。

ロイ・ブキャナンといえば、『メシアが再び』(The Messiah Will Come Again)でしょう。
ゲイリー(Gary Moore)もカバーしてるしね。

ってことで、このレコードを聴いていた。


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1972年にリリースされたセルフ・タイトルのファースト・アルバムである。
もちろん、USオリジナル(Polydor PD 5033)だ。

USオリジナルなのだが、日本語ライナーが付属している。


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この日本語ライナー、日本盤に付属のものを抜いて合体させたものではない。
その証拠に、印刷されている品番は、USオリジナルのものである。


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そう、このレコード、直輸入盤に日本語ライナーをつけてリリースされたものなのである。
だから、輸入ものであることを示すスタンプも押されている。


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レコードは、いよいよSide 2の2曲目『メシアが再び』にさしかかった。
ロイ自身の語りに続いて、テレキャスターが泣きまくる。


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ちなみに、このレコード、裏ジャケットが二種類ある。
たぶん、こちらがオリジナルの裏ジャケットだと思う。

もう一方は、写真が引き伸ばされて裏ジャケットの2/3を占めているものだが、再発盤はいずれも、その写真の引き伸ばされたバージョンだからである。


『メシアが再び』には、それがそのまんま日本盤タイトルにもなっている76年リリースの"A Street Called Straight"で再演されたバージョンもあるが、このブログ的には、ファースト・アルバムの方を取り上げないといけない理由がある。

それがコレだ。


20250814-6.jpg


このレコード、名匠ボブ・ラディック(Bob Ludwig)のカッティングで、素晴らしい音で鳴るのだが、RLのサインの隣にあるSTERLING刻印が6mm刻印なのである。

ボブ・ラディックは7mm刻印、6mm刻印はリー・ハルコ(Lee Hulko)のはずなのだが・・・
(詳しくは、https://sawyer2015.seesaa.net/article/2022-09-03.html をどうぞ。)

まぁ、例外はあるよね。

うちの盤はMonarchプレスで、マトは両面とも1C。
両面ともRLのサインの隣にあるSTERLING刻印は6mmだ。

Discogsを見ると、All Discプレスは、マトが両面とも1Bで、STERLING RLは片面にしかないようだ。
このマト1Bの片面にのみあるSTERLING刻印も6mmなのか、それともラディック本来の7mm刻印なのか、気になるのである。


さて、では、もう一回、最初から聴こうかな。

R.I.P.
ラベル:Roy Buchanan
posted by 想也 at 22:40| Comment(0) | Bob Ludwig(RL)の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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