2025年09月24日

Paul And Linda McCartney, RamのUKオリジナル

今日9月24日は、リンダ・マッカートニー(Linda McCartney)の誕生日である。

ってことで、このレコードを聴いていた。


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1971年5月17日に、ポール&リンダ・マッカートニー(Paul And Linda McCartney)名義でリリースされたアルバム"Ram"のUKオリジナル(Apple Records PAS 10003)である。

UKオリジナルと書いたが、うちのは初盤ではない。

初盤は、見開きジャケットの表側だけでなく内側にもラミネート・コーティングが施されたものだと言われているが、うちのは内側がラミネート・コーティングされていないのだ(涙)


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Discogsには、あんまりはっきり書いてない(よね?)が、登録されているスタンパー情報から見ても、内側もコーティングされたフル・ラミネート・ジャケットが初回ジャケットで間違いなさそうだ。

盤の方は、ダーク・グリーン・アップル・レーベルのマトA-1/B-1にも、いろいろこまかいバリエーションがあるようだが、前後関係はよくわからない。


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さしあたり、全曲のパブリシャーがNorthern Songs NCBとされていることが初盤条件といえるだろうか。


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初盤にも、ポールとリンダの共作曲については、McCartney Music Inc.も権利を主張しているよ、というクレジットがあるが、後に、ポールの曲についてはNorthern Songs NCB、リンダとの共作曲についてはMcCartney Music Inc.とクレジットされるようになるからである。
それがいつ頃なのかは定かではないが、どうやらマトA-1/B-1の盤でも、このセカンド・レーベルのものは存在するようだ。
三桁スタンパーの盤ではあるのだが、ビートルズ(The Beatles)だと三桁スタンパーでも初盤の場合があったりするからなー

うちの盤は、もちろんマトA-1/B-1ではあるのだが、スタンパーがLT/LMと進んでいる。
表側だけラミネート・ジャケじゃ、こんなもんよね・・・
まぁ、素晴らしい音で鳴るからいいか。

ちなみに、マザーについては、Side 2は2で特に問題はないのだが、Side 1は14に見える。


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最初、ボクは心臓が止まるかと思った(それは大袈裟すぎるだろ 笑)
マザー14なんて、メッキやりすぎだろー

Discogsをみても、やはりマザー14の登録がある。
ホントに、14枚もマザーを作ったんだろうか?

その謎は、ルーペで覗いて解けた。


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上の1に見える刻印は、1ではない。
この画像でもわかるかと思うが、4の多重打ちなんである。
こんだけ多重打ちしたうえに、1にしか見えないって、どんだけ刻印下手なんだよ(笑)
仕方なく、下に、もう一度4を打ち直したのね。

ってことで、このSide 1のマザーは14じゃなくて、4だと思うよ。

ちなみに、Discogsには、Side 2にもマザー14の登録があるのだが、Side 2のマザー製造のときにも同じミスをしたんでしょうかね?(笑)
posted by 想也 at 23:42| Comment(0) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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