ってことで、このレコードを聴いていた。
1980年にリリースされたパット・メセニー・グループ(Pat Metheny Group)のセカンド・アルバム"American Garage"のUSオリジナル(ECM Records ECM-1-1155)である。
ECMなので、オリジナルはドイツ盤なのかもしれないが、マサチューセッツ州ノース・ブルックイールドにあるロングビュー・ファーム・スタジオで録音されているし、なにしろタイトルが"American Garage"である。
US盤だって、ドイツ・オリジナルに十分対抗できそうじゃないか。
しかも、US盤は、ボブ・ラディック(Bob Ludwig)がカッティングしている(ただし、ビル・キッパー(Bill Kipper)がカッティングしているものもあるので注意が必要)。
プレスだって、高品質プレスで有名なウエイクフィールド(Wakefield Manufacturing)で行われているのである(これまたヨーロッパディスクやコロムビアのピットマン工場でプレスされているものもあるので注意が必要)。
このチューリップのような刻印が、ウエイクイールド・プレスの証だ。
実際、このレコード、素晴らしい音で鳴る。
確かに、ECMの端正な音ではないのだが、RLカッティングらしいエネルギッシュな音で、爽快な音空間が気持ちよく広がる。
ポップなこのレコードの内容にはむしろこちらの方が合っているような気もする。
まぁ、ドイツ・オリジナルを聴いたことがないので、実際に聴いてみたら、また印象も変わるかもしれないけどね。
そういえば、どこかで、このレコードが録音された場所について、「ミズーリ州のロングビュー・ファーム」と書いてあるのを見かけたことがあるが、よく勘違いされるみたいですね(笑)


『アメリカン・ガレージ』,大好きなアルバムです。ドイツ盤と米盤では,なぜか裏ジャケのクレジットの録音場所・エンジニアの記載順が違っていて(内容は同じ),ちょっと不思議です。
パットの出身がミズーリ州ですが,彼のお祖父さんが(そこの)ロングビュー・ファームで働いていたそうで,そんな縁もあってのスタジオ選択ということもあったのかもしれませんね。
おや、そうなんですね。
今度、紙ジャケ探検隊がドイツ盤を持ってきてくれるらしいので、チェックしてみます。
お父さんの話は知りませんでした。
そういう裏話もあるせいで、ミズーリの農場で録音したって勘違いしちゃった人がいるんでしょうね。