2025年12月24日

Anthony Phillips, Wise After The EventのUKオリジナル

昨日(12月23日)、アンソニー・フィリップス(Anthony Phillips)の誕生日ということで、このレコードを引っ張り出したのだが、ジャケット・アート的にも内容的にも何となくクリスマスっぽいので、今日にまわすことにした。


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1978年5月にリリースされたセカンド・アルバム"Wise After The Event"のUKオリジナル(Arista – SPART 1063)である。

昔から、ラストの"Now What (Are They Doing To My Little Friends?)"が好きでねぇ。
あと、今日聴いてたら、"Regrets"で泣きそうになっちゃったよ・・・

うちの盤は、マトA1/B1なのは当然として、マザー/スタンパーが1 1 7/1 1 8と微妙である。
とはいえ、インナースリーブの製造年月日からして、初期プレスであることは間違いないだろう。


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インナースリーブといえば、うちの盤には赤いスタンプのナンバリングがあるのだが、これって何だろうね?


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ところで、このレコード、裏ジャケットのマスタリングのクレジットが、こうなっている。


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TRIDENTのレイ・スタッフ(Ray Staff)とSTERLINGのジョージ・マリノ(George Marino)の連名なんである。

これはもちろん、UK盤のマスタリングがレイ・スタッフで、US盤のマスタリングがジョージ・マリノということなのだが、ってことは、UK盤もUS盤もどっちもオリジナルということでいいのか?

いや、UK録音だし、TRIDENTスタジオでミックスされているから、やっぱりUK盤がオリジナルかな?

ちなみに、音はと言えば、鮮度的にはUK盤が優位に感じるが、空間的な広がり方がUS盤の方が優れていると思う。
うちにあるUS盤は、シングル・スリーブの再発盤なのだが(それでも、もちろんSTERLING刻印が両面にある)、うちのシステムでは、UKオリジナルよりも好ましい音で鳴るんである。

ってことで、US初盤を探しているのだが、なかなか出会わないのよね。


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US盤といえば、コロムビアのテレホート工場プレスのものは、STERLING刻印がないようで、独自カッティングのようだ。
マトの刻印が手書きではなくスタンプなので、コロムビア・スタジオでのカッティングだろうか。
レコード・クラブ盤の匂いがプンプンするが、明示されていないようなので注意が必要である。
ラベル:Anthony Phillips
posted by 想也 at 19:16| Comment(2) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
いつもこちらの記事を読んでいろいろと参考にさせてもらっています。
(時に泣いたりすることも...)

インナースリーブのスタンプですが私が所有するレコードにもいくつか同じようなものがありますが、それらはかつてロンドン市内にあったHaggle Vinylという店で購入したものです。
インナースリーブの右上に斜めに押してあり、まさしくこちらの写真の通りです。
ただし色は赤でなく黒ですが。
中にはスタンプでなく手書きで数字を記載したものもありますが多くはスタンプ押しです。

Haggle Vinylは店頭にはジャケットのみ陳列し、レコードはカウンターの中に保管していました。
ジャケットのプライスカードにも同じ番号が記載されていて、カウンターに持って行くとその番号のレコードを奥から出してくる、そんな感じで運営していました。
このようなやり方がHaggle Vinyl独自なのか他の店でもやっているのかは分かりませんがおそらく今回のレコードもそのような方法で売られていたことがあるんではないかと推測しました。

間違っているかもしれませんがご参考まで。
Posted by mischoice at 2025年12月25日 17:40
mischoiceさん

はじめまして。

なるほど!
ディスク・ユニオンでも高額廃盤ではそういう陳列してますから、きっとそうですね。
腑に落ちました。

ありがとうございました!
Posted by 想也 at 2025年12月25日 19:14
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