今宵最後は『シングル・マン』を聴く予定だが、その前にこのレコードをターンテーブルに載せた。
1982年12月15日にリリースされたRCサクセションの13枚目のシングル『つ・き・あ・い・た・い/窓の外は雪』(Barca S07N-1007)である。
目的はこっちだ。
1988年リリースの『COVERS』におさめられた"Imagine"のカバーの最後に、突如として挿入される「ぼくらは薄着で笑っちゃう」というフレーズは、この『窓の外は雪』からの引用である。
ボクはずっと、この曲をただのラブソングだと思っていたので、この引用について深く考えたことはなかったのだが、あるとき、「ぼくらは薄着で笑っちゃう」というフレーズの象徴的意味を『窓の外は雪』も共有しているんじゃないか、という考えがふっと頭をよぎった。
アースデイ東京2005のステージで、清志郎さんは「この国の憲法9条を知ってるかい。戦争はしない。戦争に加担しない。愛と平和なんだ。まるでジョン・レノンの歌みたいじゃないか。」と聴衆に語りかけたという。
"Imagine"と憲法9条は、清志郎さんの頭の中では常に強く結びついていたんじゃないかと思う。
そうだとすると、「ぼくらは薄着で笑っちゃう」というのは、実は憲法9条を象徴するフレーズなんじゃないか。
1982年といえば東西冷戦のさなかである。
ってことは、「窓の外は雪」って東西冷戦のことなんじゃ?
「とうとう裸にされちゃった」あの娘って、あらゆる戦力の不保持を宣言した憲法9条を意味してるんじゃ?
そんなことを考えながら聴くと、『窓の外の雪』は、とうていただのラブソングには見えなくなってくる。
清志郎さん、ボクの解釈は間違ってますか?



