
前にも話題にしたことがある(https://sawyer2015.seesaa.net/article/2021-01-31.html)たいへん珍しい一枚である。
カートリッジによっては盛大に歪む厄介なレコードだ。
その後、Vernon Fitch氏によるWEBサイト"The Pink Floyd Archives"には登録されたかなーと確認してみたのだが、まだ登録されていなかった。
あそこに登録されていないものの素性が、ボクにわかるはずもない。
あらためて、このたいへん珍しい一枚の特徴を書き出しておこう。
マトは2U/2Uで初回カッティングだ。
マザー・ナンバーは、A面が3でB面が2である。
ここまでは普通のUKオリジナルだが、スタンパー刻印はどこにもない。
ってことで、思いっきりオーレイク(Orlake)・プレスっぽい。
しかも、盤の重量が160gもある。
これまた、思いっきりオーレイク・プレスっぽい。
しかし、この頃のオーレイク・プレスは、中心部分がテクスチャーというかザラザラした感じになっていて、独特のレーベル形状である。
よくわからないという方は、Vernon Fitch氏によるWEBサイト http://www.pinkfloydarchives.com/DUKLPPF.htm#Anim2 で確認してほしい。
うちの盤は、まぁ、普通のEMIプレスのレーベル形状なんである。
今回は、レーベル形状と送り溝を動画で紹介しよう。
160gあってスタンパー刻印がないとなると、限りなくオーレイク・プレスっぽいのだが・・・
このレコード、いったいどういう素性のものなんでしょうね?
ラベル:PINK FLOYD