2025年01月21日

Pink Floyd, AnimalsのUKオリジナルの怪

今日1月21日は、ピンク・フロイド(Pink Floyd)”Animals”のリリース記念日だというので、UKオリジナル(Harvest SHVL 815)を引っ張り出して、聴いていた。


20250121-02.jpg


前にも話題にしたことがある(https://sawyer2015.seesaa.net/article/2021-01-31.html)たいへん珍しい一枚である。

カートリッジによっては盛大に歪む厄介なレコードだ。

その後、Vernon Fitch氏によるWEBサイト"The Pink Floyd Archives"には登録されたかなーと確認してみたのだが、まだ登録されていなかった。
あそこに登録されていないものの素性が、ボクにわかるはずもない。

あらためて、このたいへん珍しい一枚の特徴を書き出しておこう。

マトは2U/2Uで初回カッティングだ。
マザー・ナンバーは、A面が3でB面が2である。

ここまでは普通のUKオリジナルだが、スタンパー刻印はどこにもない。
ってことで、思いっきりオーレイク(Orlake)・プレスっぽい。

しかも、盤の重量が160gもある。
これまた、思いっきりオーレイク・プレスっぽい。

しかし、この頃のオーレイク・プレスは、中心部分がテクスチャーというかザラザラした感じになっていて、独特のレーベル形状である。
よくわからないという方は、Vernon Fitch氏によるWEBサイト http://www.pinkfloydarchives.com/DUKLPPF.htm#Anim2 で確認してほしい。

うちの盤は、まぁ、普通のEMIプレスのレーベル形状なんである。

今回は、レーベル形状と送り溝を動画で紹介しよう。





160gあってスタンパー刻印がないとなると、限りなくオーレイク・プレスっぽいのだが・・・

このレコード、いったいどういう素性のものなんでしょうね?
ラベル:PINK FLOYD
posted by 想也 at 21:29| Comment(0) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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