とはいえ、ゴブリンは、『ローラー(Roller)』の日本盤(キングレコード Seven Seas GXF 2056)しか持ってない。
つまり、特にファンというわけではない。
それに、『ローラー』の日本盤なんて、特にネタになるレコードでもない。
ってことで、スルーしようかと思っていた。
でも、考え直した。
というのも、YouTubeで、アナログ・レコードにハマり始めたばかりの、アナログ・レコードで音楽を聴く喜びが溢れんばかりの、実に微笑ましい夫婦の動画を観たからである。
オリジナルがどうのこうの、初回盤がどうのこうの、あげくの果ては、ネタにならない日本盤だから聴くのもやめようとか、ボクはなんて心が汚れてしまったのだろうと、反省したのである(笑)
ただの日本盤だって、アナログ・レコードで音楽を聴く喜びに変わりはないのだ。
ってことで、『ローラー』の日本盤をターンテーブルに載せた。

ジャズ・ロックかと思いきやクラシカルに展開したり、そこにイタリア的叙情性が散りばめられたり、これぞイタリアン・プログレッシブ・ロックというアルバムである。
日本盤の音も悪くない。
無理してイタリア・オリジナルを探さなくても、日本盤でいいんじゃない?
1000円~1500円くらいで買えるだろうし・・・
と思ったのだが、Discogsのマケプレを確認したら、なんだかこの日本盤の価格も高騰してるのね。
これじゃ、日本盤はおススメできないなぁ・・・
それはそうと、マウリツィオ・グアリーニといっても、顔も知らないよって人も多いかと思う(はい、ボクも知りませんでした 笑)ので、内ジャケから、まずはメンバーの集合写真を。

で、この人が今日の主役。

70歳のお誕生日、おめでとうございます。
ラベル:Goblin