2025年02月24日

Stuff, StuffのUSオリジナル

今日2月24日は、スタッフ(Stuff)のベーシスト、ゴードン・エドワーズ(Gordon Edwards)の誕生日だということで、このレコードをターンテーブルに載せた。


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1976年にリリースされたスタッフのファースト・アルバムのUSオリジナル(Warner Bros. Records BS 2968)である。

昨年、レコード・コレクターズ2024年5月号の「フュージョン・ベスト100 洋楽編」でも、堂々の6位に輝いた大名盤である。
萩原健太さん的には、フュージョンというよりR&Bインストらしいし、実際にそういう感じだけど、大名盤であることには違いない。

このレコード、わりと最近(といっても2年くらい前だけど)ようやくUSオリジナルの初回盤を手に入れた。
ジャクソンヴィル・プレス(マトはJW1/JW1)なので、これでアガリとも断言できないんだけどさ。

最初にUSオリジナルだと思って手に入れたのは、ロサンジェルス・プレスのマトがLW7/LW2というもの。
しかし、この盤には決定的に欠けているものがあった。
そうSTERLING刻印がないんである。

このアルバムは、STERLINGのジョージ・マリノ(George Marino)によるカッティングだから、USオリジナルであるためには、STERLING刻印は絶対になきゃいけないのだ。

ってことで、USオリジナルを探していたのだが、これがなかなか出会わない。
そんなときに、日本盤の見本盤に出会ってしまった。
大名盤だからねぇ・・・買わないという選択はなかったよね。

とはいえ、日本盤は独自カッティングである。
日本盤らしい整った音ではあるが、やっぱりマリノ・カッティングで聴きたい。
USオリジナル探しは続いたのである。

で、2年前にようやくSTERLING刻印入りのUSオリジナルを手に入れたのであった。
まぁ、ジャクソンヴィル・プレスだけどね(しつこいっちゅうの 笑)。


20250224-02.jpg


両面とも、この5mm刻印である。
マリノはやっぱり5mm刻印なのである。
(STERLING刻印のバリエーションについては、https://sawyer2015.seesaa.net/article/2022-09-03.html をどうぞ。)

素晴らしい音で鳴るのである。
ラベル:stuff
posted by 想也 at 22:58| Comment(0) | STERLINGの仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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