2025年02月27日

Journey, InfinityのUSオリジナル

今日2月27日は、ジャーニー(Journey)のギタリスト、ニール・ショーン(Neal Schon)の誕生日である。

ってことで、このレコードを聴いていた。


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プログレ・ハード路線から、よりポップな路線へと方向転換し、大成功の起点となった四作目のスタジオ・アルバム"Infinity"のUSオリジナル( Columbia – JC 34912)である。
リリースは1978年1月だ。


このアルバム、わりと初期にジャケットのマイナー・チェンジがあったので、ファースト・プレスを探すときには注意が必要だ。

チェック・ポイントは裏ジャケットにある。


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ファースト・ジャケットは、メンバーの足下に曲目が並んでいる。


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セカンド・ジャケットでは、曲目が上部に移され、下部はメンバー・クレジットに変わる。

マトは、コロムビアなので数字(マスター・テープ違い)とアルファベット(カッティング違い)で構成されるが、数字の方は最初から1がなくて2なので、2A/2Aが一番若いマトということになる。
もっとも、最初から何枚もラッカーが切られて、ピットマン、サンタマリア、テレホートの各工場に送られたので、2A/2Aが初回マトというわけではない。

とはいえ、2A/2Aだと気分は良い(笑)


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Side 1の写真しか撮らなかったが、うちのは両面とも2Aである。

初回のカッティングは、KENDUN RECORDERSでジョン・ゴールデン(John Golden)によって行われたので、送り溝にはこの刻印がある。


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Discogsの登録をざっと見た感じでは、2Gまでジョン・ゴールデンによるカッティングなので、そこまではファースト・プレスと言いたいところなのだが、やっぱり、ファースト・ジャケットに入ってないと、ファースト・プレスとは言えないか(笑)
ラベル:journey
posted by 想也 at 21:38| Comment(3) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
想也さま

毎回楽しく拝見させて頂いてます。

二日連チャンのコメントで失礼します
なぜ連チャンかと申しますと、ジャーニー関連のブログだったので

InfinityのUSオリジナルの裏ジャケの情報!
我が家のは残念!セカンドジャケットでした(悲)
当然、マトも後発のもの(だからか、なんとなく音がモッタリしている)
うれしい情報ありがとうございます!
ファーストジャケット探してみます!

ちなみなんですが(厚かましくてすみません)
EVOLUTION、DEPARTUREでも何かあったりしますか?

我が家は、EVOLUTIONがUK盤と日本盤、DEPARTUREがUS盤と日本盤です
Posted by キタカツ at 2025年02月28日 10:35
キタカツさん

いつもありがとうございます。
Infinityは残念でした。
わりと初期に差替えがあったようで、ファースト・ジャケットは相対的に数が少なそうです。
音の方は、KENDUNなので、もともと少しもっさり気味ではありますよ。
鮮度が高いとあまり気になりませんが。

EVOLUTIONもDEPARTUREもUS盤しか持ってないのですが、爆発的にヒットしたESCAPEの前なので、いろいろあるかもしれません。
記事にするときに調べて、そうだったのかーってことも多いんですよσ^_^;

そういうとき、自分のがファースト・プレスの場合はそのままアップしますが、そうでなかった場合は、自分がファースト・プレスを手に入れるまで寝かせることもあります(笑)
Posted by 想也 at 2025年02月28日 13:24
想也さま

早々にコメント返信ありがとうございます。
ファーストジャケットは数が少なそうなんですね。
ちょっと気にしながら盤があったときは確認してみます。

音的にも、もっさり気味なんですね。(そういう録音なんですかね)
結構好きな曲が、このアルバムには入っているので
少しでも鮮度の良いサウンドで聴いてみたいですね。

今後も楽しく読まさせて頂きます。
ありがとうございました!
Posted by キタカツ at 2025年02月28日 17:42
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