ミポリン、ごめん・・・
ってことで、今日はこのレコードを繰り返し聴いていた。

1986年12月18日にリリースされた彼女の4作目のスタジオ・アルバム『EXOTIQUE』(King Records K28A-790)である。
アルバム・タイトルは、帯には『エキゾティック』とあるので、カタカナ表記でもいいのかもしれないが、ジャケットもレーベルもアルファベット表記なので、やはり『EXOTIQUE』が正しいのだと思う。
さて、何故このレコードを選んだのかというと、季刊『analog』86号に「アナログ全盛自体の優秀録音盤 お宝レコード」という記事があって、後藤誠人さんがチョイスした8枚の中に、このレコードが入っていたからである。
そう、このレコード、実は優秀録音盤なんである。
しかも、異国情緒というコンセプトの下、松本隆(作詞)・筒美京平(作曲)・船山基紀(編曲)の3人によって仕上げられた楽曲は佳曲揃いで、内容的にも素晴らしいのだ。
アルバム・コンセプトに合わせた、このカスタム・レーベルも、アナログ盤で所有する喜びを味わわせてくれる。

うちの盤の送り溝刻印は次の通り。
Side 1:K28A-790A 1 1 1 ※※※※ X
Side 2:K28A-790B 1 2 1 ※
PMのXは偶数年の12月リリースを意味するから、うちのは発売当月プレスということになる。
しかし、Side 1とSide 2でスタンパーの進み具合が違っていて、Side 2のラッカー・ナンバーが2なので、初回プレスにはSide 2の1 1 1も存在するかもしれない。
まぁ、でも、音はそんなに違わない気がする。
うちの盤だって、優秀録音盤の名に恥じない素晴らしい音で鳴るのだ。
あと、もちろん、ビクター・プレスなので、透ける(笑)

ホント良い音のレコードなので、80年代の音でオーディオ・チェックしたいときには最適だと思うよ。
ラベル:中山美穂