お姫様が誰かと腰を振ってたって話なので、詳しくは書けないけど。
だから、Coccoさんの歌を聴くと、胸がギューッと締め付けられて苦しくなる。
誰かと腰を振っていたお姫様と、「あなたのお姫様は誰かと腰を振ってるわ」とボクに言った彼女のことを思い出して。
先日MVが公開された冨岡愛さんのカバーには、そんな記憶をボクに蘇らせるようなリアリティはない。
それは、アレンジのせいかもしれないし、彼女がまだ22歳で、ボクにとって女性を感じる年齢ではないからかもしれない。
このカバーを聴いていると、「私の部屋へいらっしゃい/甘いお菓子をあげましょう/抱いてあげましょう」という台詞が、まるで竜宮城で乙姫様から言われているような気分になる。
でも、これはこれで悪くない。
オリジナルとはまた違った魅力を放ってこそ、カバーの価値があるものだしね。
好き嫌いで言えば、ボクはオリジナルと同じくらい好きかもしれない。
ラベル:冨岡愛