2025年02月22日

安全地帯IVの初回盤

日本レコード協会の2025年度1月度ダウンロード認定のポストがTLに流れてきた。
3曲がゴールド認定(10万DL)されていたのだが、その中に安全地帯『悲しみにさよなら』があって、「何故???」とひっかかった。

「ドラマとか映画で使われたりとかしたのかな?」と調べてみると、玉置浩二さんが紅白で歌ったのね。
紅白観ないから知らなかったよ。
そりゃ、あの圧倒的な歌唱力で歌われたら、とりあえず速攻でDLするか。

ってことで、ボクも久しぶりに引っ張り出して聴いた。


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まぁ、でも、アナログの初回盤でも、そこまでの感動はない。
悪くはないんだけど、こういうもんだからねぇ・・・


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当時は最先端を表す売り文句だったのだが、初期のデジタル録音はねぇ・・・
アナログで録音して欲しかった。

デジタル録音だから、もしかしたら、最新リマスターの方が良いかもしれない。
うちのシステムでは、どうやってもアナログの方が良く鳴るので、最新リマスターもアナログで出してくれないとダメだけど(笑)

気を取り直して送り溝を見ると、Side 2のスタンパーが+のみで1である。
(ビクターのスタンパー・ナンバーについては、https://sawyer2015.seesaa.net/article/2021-04-17.html をどうぞ。)
なんとなく、うれしい(病気である 笑)。


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まぁ、肝心のラッカー/マザーの方が1 2 3(セカンド・カッティングの第3マザー)なので、そんなにありがたみはないんだけどさ。
要するに、そこそこ進んでいるってことだ。

それに対応するように、Side 1のラッカー/マザーは1 1 4(ファースト・カッティングの第4マザー)で、スタンパーは20(※が4つ)だった。


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4だけ手書きなのは何故だろう?
メッキ処理してる間に消えちゃって書き直したのか?

さて、マトがこの形式ってことはビクター・プレスである。
つまり、PMがあるので、プレス時期が特定できる。
(ビクターのPMについては、https://sawyer2015.seesaa.net/article/2020-08-31.html をどうぞ。)


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PMはKである。
Kってことは、奇数年の11月ってことだ。
安全地帯IVのリリースは1985年11月24日だから、発売当月プレスである。
最初期プレスではないかもしれないが、月末発売だから、発売日に店頭に並んだ一枚の可能性はある。
リアルタイムで買ったものではないので、それ以上はわからない。

そうそう、この盤には、こんなでっかいステッカーが封入されていた。


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帯にもステッカー付きとは書いてないし、調べてみても、初回盤にはステッカーが封入されていたという情報は見つからなかったので、どういうものなのかよくわからないんだけど。

それから、もちろん、ビクター・プレスなので、透ける(笑)


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じゃ、もう一度、『悲しみにさよなら』を聴こうかな。


     ♪ 泣かないで ひとりで
     ♪ ほほえんで みつめて
     ♪ あなたのそばにいるから

ラベル:安全地帯
posted by 想也 at 22:55| Comment(0) | J-POP & J-ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月21日

寺尾紗穂『しゅー・しゃいん』のアナログ盤

寺尾紗穂さんが昨年9月18日にリリースした新譜『しゅー・しゃいん』がすこぶる気に入ったのだが、アナログ盤はすでに完売でAmazonのマケプレではバカ高くなっていたし、デジタル音源をフィジカルでも所有したいという欲求はないので、CDならAppleのロスレス配信でいいかーと思っていた。

ところが、前の記事(https://sawyer2015.seesaa.net/article/510386059.html)を書いたときに、音(おと)さんが、再プレスの在庫がHMVに残っているのを速攻で見つけてきてくださった。

再プレスもDUのWEBサイトでは12月4日発売になっているので、すでに2か月以上経つ。
HMVでも、ボクの発注後すぐに注文不可になったし、残っていたのは奇跡的な一枚だったのかもしれない。
音さん、ありがとー

ということで、思いがけず、アナログ盤(こほろぎ舎 KHGLP-004)が入手できてしまった。


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いや、でも、ホントに良いアルバムだ。
一発でやられたタイトル曲だけでなく、他の収録曲もすべて素晴らしい。
17日に到着してから、毎日一回は聴いているのである。

まぁ、ジャケットはね、イラストは悪くないもののチープ感は否めない(笑)
それは、LPレコード・サイズになればより強く感じるので、「アナログ・レコードで所有する喜び」については、それほど大きくない。

しかし、「アナログ・レコードで聴く喜び」については、思っていた通り、いや、思っていた以上のものだった。
聴けば聴くほど沁みいってくるのである。


歌詞をじっくり聴いてほしいのは『悲しみが悲しみであるうちに』。
Lyric Videoがあったので貼り付けておこう。





     ♪ 検索しても検索しても見つからないの
     ♪ 戦争のやめ方 あの娘の笑顔
     ♪ うつむいた心が 息切れしてる
     ♪ とぎれそうな歌に もっと沢山もっと沢山の拡声器をください


あと、この曲『ある告白』は、そっと一人で弾き語りしたい(笑)




ラベル:寺尾紗穂
posted by 想也 at 19:00| Comment(0) | J-POP & J-ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月15日

寺尾紗穂『しゅー・しゃいん』

藤原さくらちゃんのHERE COMES THE MOON@InterFMの2月9日24:00~放送分をタイムフリーで聴いた。

「素晴らしき日本語詞の世界」特集ということで、「歌詞が素晴らしい」とさくらちゃんが思った曲をあれこれと紹介してくれたのだが、その中でボクが完全にノックアウトされたのは、寺尾紗穂さんの『しゅー・しゃいん』だった。





寺尾紗穂さんの歌って、ソロでも「冬にわかれて」でも、いままであんまりピンとこなかったんだけどな。
この曲は、なんだか凄い力があるなぁ・・・

アナログは出てないのかと調べてみたら、リリースはされたもののすでに完売。

Amazonのマケプレには2万とかで出品されてるけど、いや、そんな値段で買う気はないから(笑)
ラベル:寺尾紗穂
posted by 想也 at 16:51| Comment(0) | J-POP & J-ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする