2025年12月06日

Rod Stewart / Faces, Coast To Coast Overture And BeginnersのUSオリジナル

12月4日に、山内テツさんが亡くなったそうだ。
昨日からTLには訃報が流れてきていたが、今朝、ご家族からの公式の発表があった。

テツさんが参加したレコードで、ボクが一番聴いたのはこれかなぁ。


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フェイセズ(Faces)(名義は、Rod Stewart / Facesだったけど)が1974年1月10日にリリースしたライブ盤"Coast To Coast Overture And Beginners"のUSオリジナル(Mercury SRM-1-697)である。

UK盤も持っているが、これはUS盤がオリジナルである。

US録音だからUS盤がオリジナルだと言いたいわけではない。
US盤だけでなくUK盤にも、インナースリーブに、マスタリングはギルバート・コング(Gilbert Kong)だというクレジットがあるのだが、US盤がギルバート・コングのカッティングである(送り溝にG.K.というサインがある)のに対して、UK盤はデニス・ブラッカム(Denis Blackham)のカッティングなのである(送り溝にBILBOというサインがある)。
US盤がオリジナルというほかない。

ちなみに、うちの盤はプレスウエル(PR)工場プレスでマトはPR2/PR2である。
Discogsを見ると、PR1/PR2やPR2/PR1が登録されているので、PR1/PR1も存在するんだろうけど、プロモ盤のマトがPR2/PR2なので、全部最初から存在していて、おそらく音に大差はないんじゃないかと思う。

プレスは、他に、コロムビア系のピットマン(CPマト)工場やサンタマリア(CSマト)工場でも行われているが、聴いたことがないので、どのぐらいの違いがあるのかわからない。
まぁ、もともとそんなに音の良いレコードではないので、気にしなくていいんじゃないかなー

特に良い音というわけではないが、音量をあげればそれなりに鳴るので、ライブの醍醐味を十分に伝えてくれる楽しいレコードではあるよね。


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インナースリーブのテツさんを遺影がわりに。

R.I.P.
ラベル:Rod Stewart FACES
posted by 想也 at 19:07| Comment(0) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月22日

Björk, HomogenicのUKオリジナル

昨日11月21日がビョーク(Björk)の誕生日だったのだが、時間がなくて聴けなかったので、今日このレコードを引っ張り出した。


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1997年9月22日にリリースされた、メジャー・デビュー後としては3作目となるスタジオ・アルバム"Homogenic"のUKオリジナル(One Little Indian TPLP71)である。

ボクは、とくにビョークのファンというわけではないのだが、このアルバムには特別の思い入れがある。

1997年9月から、仕事の関係で、ボクは1年間のケルン@ドイツでの暮らしをスタートさせた。
クリスマス・シーズンの頃からだったか、BGV的に常時流していたMTVで"Bachelorette"が頻繁に流れるようになって、なんだか妙に惹かれてしまい、当時はCDで"Homogenic"を購入した。
このアルバムは、ケルン@ドイツでのいろいろな思い出とワンセットになっているのである。

もう30年近く前になるのかー
でも、このアルバムを聴いていると、あの頃の記憶がリアルに蘇るな。

アナログを購入したのは帰国後である。
1999年頃からアナログ・レコードを集め始めたので、そのころどこかで中古を見つけて手に入れたんだと思う。
リアルタイムで新品を購入したわけではないので、初盤の保障はどこにもない(笑)

おそるおそるDiscogsをチェックしてみると、トップ・オープン(取り出し口が上)で、厚紙のインナー・スリーブが付属しているというのが初盤の特徴らしい。

ポスターは、ついてたものも、ついてなかったものもあるようだ。
まぁ、大きさ的にも折り方的にもCD用のものを流用しただけだろうし、ジャケットの表裏を印刷しただけのポスターで、大きさもLPサイズよりちょっと大きいだけだから、そもそもLPには付属させるつもりはなかったのかもしれない。
余ってたのをテキトーに入れただけの気もする(笑)

幸い、うちのは初盤の特徴を満たした完品だった(ホッ)


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カッティングはロンドンのマスタリング・スタジオThe EchangeでNilesh Patelによって行われていて、送り溝には、NiLZ - THE EXCHANGEと手書きで刻まれている。
マトはA-1/B-1だが、Discogsを見ると、再発が2種類あって、いずれもマトはA1/B1のようだ。
しかし、NiLZ - THE EXCHANGEという刻印はないようなので、リカッティングだと思う。
まぎらわしいよね(笑)


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ラベル:BJORK
posted by 想也 at 21:09| Comment(0) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月31日

The Smiths, RankのUKオリジナル

今日10月31日は、ジョニー・マー(Johnny Marr)の誕生日である。

ってことで、このレコードを聴いていた。


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ザ・スミス(The Smiths)が解散後の1988年9月5日にリリースしたライブ・アルバム"Rank"のUKオリジナル(Rough Trade ROUGH 126)である。
まぁ、でも、「厳密にはオリジナルじゃないだろー」と言われると、反論はできない(笑)

そもそも、うちのはポスター付きの限定盤(ジャケットにINCLUDES POSTERステッカー付きで、品番にも最後にLが付く。)ではない。

厚紙のインナースリーブは付属しているが、これは欠品ではないというだけだ。


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それに、うちのはマト2U/2UのEMIプレスである。
EMIプレスであることは、レーベル形状からも判別できる。

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このレコードには、CBSプレスとEMIプレスが存在するが(MPOプレスも存在するが、フランス・プレスなのでオリジナルからは除外)、カッティングがCBSスタジオのティム・ヤング(Tim Young)だし、EMIプレスがマト2U/2Uなのに対してCBSプレスはマトA1/B1だし、CBSプレスの方にオリジナルの匂いがプンプンする。

とはいえ、ポスター付きの限定盤はCBSプレスだけでなくEMIプレスにも存在するし、EMIプレスも、Side 1には"PEEPHOLISM"(手書き)、Side 2にTY1(スタンプ)があって、ティム・ヤングのカッティングであることは、CBSプレスと変わりない。
最初からどっちもあったんじゃないかという気もする。

ポスター付きは限定盤だし、うちのも広い意味でのオリジナルの仲間には入れてもらってもいいと思うのである。

音の方は、どちらもティム・ヤングのカッティングであるとはいえ、CBSプレスとEMIプレスでは、それなりに違うだろうなー


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それはそうと、内ジャケットで奪い合ってるのって、モリッシー(Morrissey)のシャツ?
ラベル:The Smiths
posted by 想也 at 21:17| Comment(0) | アナログ・コレクターの覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする